ジブリパークしょぼい!期待はずれ?チケット入場料高いなど本当のこと解説します

ネットで「ジブリパーク」を検索すると、「ジブリパークしょぼい」「ジブリパークひどい・やばい」といった言葉が出てきます。

これを見て、「ジブリパークって本当にしょぼいの?」や「どこがしょぼいの?ひどいの?」といった疑問が生まれることもあるでしょう。

ジブリパークの「しょぼいやひどい・失敗」といった口コミや噂について調査しました。

今までのテーマパークとは何が異なり、ジブリパークがどのようなコンセプトなのか、この記事で詳しく説明しています。

この点を理解した上で、ジブリパークに対する評価を行っていきましょう。

ジブリパークが「しょぼい・期待はずれ・やばい」理由とは?

ツイッターでは「ジブリパークはしょぼくないの?」という意見が広がっていますが、その背後にある理由をまとめてみました。

・ジブリパークの予算が少ない(規模が小さい)
・乗り物が楽しめるアトラクションが不足
・着ぐるみのキャラクターが存在しない
・派手な建物やワクワク感のある雰囲気がない(外観が地味)
・世界観を表現した巨大なジオラマに焦点が当てられすぎ
・5エリアの内の3エリアしかオープンしていない
・テーマパークホテルがない
・レストランは軽食が食べられるカフェのみ
・公園内にあるという点が理解されにくい
・3エリアすべてで入場料が必要
・倉庫の入場料が高すぎる

こういった意見の背後には、期待されていた要素が不足しているという感覚があるようです。

例えば、派手なデコレーションや音楽、アトラクション、キャラクター、そしてキャラクタールームがあるようなホテルがあれば、といった願望が反映されているようです。

アトラクションやジェットコースターがないのが残念

「ジブリパークがしょぼい」と感じる方々の中で、最も共通していた意見は、「アトラクションがない」というものでした。

やはり、アトラクションに関する期待が非常に高かったようです。

現時点では、ジブリパークは主に展示を中心としており、乗り物系のアトラクションは存在しません。

2024年に「魔女の谷エリア」がオープンする予定で、そこに小さなコーヒーカップのようなものが描かれているイラストもあります。したがって、そうしたアトラクションが導入される可能性はあります。

ただし、見るだけの施設が主体となっているため、熱烈なジブリファンには魅力的かもしれませんが、ライトなファンにとっては物足りないと感じるかもしれません。

残りのエリアも2024年3月に開園予定なので、全エリアがオープンするまで、不満を感じる方もいるかもしれませんね。

ジブリパークのチケットが高い

一部の意見では、入場料が高いという声が挙がり、各エリアごとにチケットが必要なのも手続きが煩雑だとの感想がありました。

自分自身も実際に予約を試みましたが、各エリアごとにチケットを予約する手続きは煩わしく感じられ、予約時間の調整も一苦労でした。

ジブリパークの入場料はアトラクションがなく、展示が中心なため、一般的なテーマパークと比較すると安価ですが、実際にはそれでも高いと感じる方もいるようです。

先行抽選予約を試みた方からは、「ブーウーチケットでの申し込みで、家族4人で1エリアで9000円以上になり、これを見て申し込みを躊躇した」との声がありました。

オープン時には3つのエリアがあり、各エリアごとに入場するためには別々のチケットが必要となります。

確かに、全エリアを訪れる場合、家族全員で考えると相当な費用がかかりそうです。

なお、「もののけの里」については、現時点では「ジブリの大倉庫」とのセット販売しか行われていないとのことです。

ジブリパークは土地を開発してない

ジブリパークは、既存の公園である「愛・地球博記念(モリコロパーク)」内に設置されているため、新しい施設を立てることは行っていません。

つまり、このジブリパークのために特別に建てられた場所ではないということです。

そのため、外観が地味であるか、あたかも公園の一部のように見えることから、驚きや疑問の声も上がっている可能性があります。

ジブリパークはパークの常識外?

「テーマパークの一般的なイメージには着ぐるみのキャラクターがいる」というのが広く浸透していたことが理解できますね。

こうした一般的なテーマパークへの期待が、「ジブリパークには着ぐるみのキャラクターがいないからしょぼい」といった意見に繋がっているのかな、と感じられます。

期待されているアトラクションとは?

ジブリパークにおける主な不満の一つは、「アトラクションが存在しない」ということでした。それでは、一般の人々はどのようなアトラクションを期待していたのでしょうか?

ジブリパークにふさわしいアトラクションのアイディアを紹介します。

・石炭をくべて蒸気を上げ続けるアトラクション
・「サボイアS.21で水路を爆走する」アトラクション
・走行中に絶え間なく「狂気~飛翔」が流れ、ハウルと共に空を飛ぶアトラクション(USJのハリポタのような感覚!)
・ホウキにまたがり、ギガントやラピュタとの大規模なバトルが展開される「キキ・ザ・ライド」

こんな感じでしょうか?

他のテーマパーク(ディズニーやUSJ)との比較

ジブリパークが不十分だとされる理由を見ていると、これらの要素が、一般的によく知られたディズニーランドやUSJとの違いを指摘しているのかな、と理解できますね。

・数多くのアトラクションが存在する
・着ぐるみのキャラクターが登場する
・非日常的な雰囲気づくりが巧妙に行われている
・キャラクタールームなどがあるホテルが存在する
・グッズの種類が豊富

ジブリパークにディズニーやUSJのようなアトラクションを期待していた人にとっては、「しょぼい」と感じるかもしれませんね。

ディズニーやUSJと事業費を比較

ディズニーやUSJなどの大規模なテーマパークと、ジブリパークの事業費を比較してみましょう。

●ジブリパーク 約340億
●ディズニーランド 約1,800億円
●ディズニーシー(ミラコスタ含む) 約3,350億円
●USJ 約1,700億円
●ハウステンボス 約2000億円

ジブリパークにかけられた資金は、他のテーマパークと比べて極めて控えめであることが明らかです。

ジブリ作品の特有の世界観が依然として人気を博していますが、その規模がやや小さめなため、「しょぼい・つまらない・いらない」といった意見が出ているのかもしれませんね。

ジブリパークが位置するモリコロパークは、東京ディズニーランドの約4倍という大規模な公園です。

しかし、ジブリパーク自体は、この広大な公園内に点在する形となっており、実際の施設は小規模と言えます。

初めから予算が制約されていたのか、既存の公園を活用する形でアトラクションを作らなかったのかは不明ですが、資金が限られている施設が「しょぼい」との印象を与える理由も理解できますね。

ジブリパークのコンセプトとや特徴

ジブリパークのコンセプトや特徴について、一般的にはあまり知られていない情報に焦点を当ててお話しします。

ジブリパークは、愛知県長久手市に位置する「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にあります。

モリコロパークは広大な敷地を有し、その中には複数のエリアが点在しており、ジブリパークもその一部として位置しています。

テーマパークではない公園の一部

ジブリパークの目指す先は遊園地ではなく、公園であることを理解する必要があります。

ジブリには様々な方面からテーマパークの提案があったようですが、一般的なテーマパークはジブリのコンセプトに合わないため、断っていたようです。

自然を壊してジェットコースターのあるテーマパークを作るのは、ジブリの世界観とは相容れないとの考えがあります。

監督の発言でもっともっきりと、「アトラクションはつくりません」「公園に近いパーク」と述べており、クラウドファンディングを行ってもジェットコースターなどは実現しなかったでしょう。

ジブリパークは森と相談

”ジブリパークは「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に、森と相談しながらつくっているスタジオジブリの世界を表現した公園です。
ジブリパークには、大きなアトラクションや乗り物はありません。
森や道をそのままに、自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見する場所です。”

と、ジブリパークの公式サイトにはあります。

自然の中でジブリの世界に浸る場所であることが理解されます。

「森と相談って?」と思う方もいるでしょうが、ジブリ作品では自然を重要視して描かれており、自然を壊して派手なアトラクションのあるテーマパークを作るつもりは最初からなかったということです。

宮崎吾朗監督の言葉からも、ジブリパークのコンセプトや理念が伝わってきます。

「ジブリの大倉庫」は一番のおすすめエリア

一番おすすめなのが「ジブリの大倉庫」です。

こちらでは、「天空の城ラピュタ」の飛行船や「借りぐらしのアリエッティ」の部屋、「千と千尋の神隠し」の顔ナシの電車に座っているシーンなど、さまざまな場面を体験できる贅沢なスポットとなっています。

ジブリの大倉庫には、特にこだわりのあるカフェやここでしか手に入らない限定のグッズショップもあります。

ジブリ作品の世界に浸れる5つのエリア

園内には『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』『天空の城ラピュタ』『ハウルの動く城』など、ジブリの特徴的な建造物が点在しています。
<5つのエリア>

・青春の丘エリア
・ジブリの大倉庫エリア
・どんどこ森エリア
・もののけの里エリア
・魔女の谷エリア(2024年オープン)

ジブリパークでは、森や自然を歩くことで、まるで物語の主人公になったかのような感覚を楽しむことができます。

ジブリ作品の物語の世界観を心ゆくまで堪能できそうですね。

そもそも愛知にジブリパークのなぜ?

愛知県にジブリパークが誕生する背景には、2005年の愛・地球博の時点から関連する話があったとされています。

当時、「さつきとメイの家」は既に存在しており、愛知県は広大な自然公園を整備する際に、その場所にジブリの世界観を取り入れたいという提案を持ちかけてきたとのことです。

この提案がジブリらしいものであると感じられ、その後の話し合いが進んでいったそうです。

アトラクションを期待する方もいれば、そういったものは好まないという方もいます。

アトラクションがないことで少し物足りなさを感じる方もいるでしょうが、精巧にデザインされた建物だけでも、ジブリのファンにとっては十分に魅力的で、再訪したくなる魅力があります。

マスコットキャラクターは存在しないものの、園内には隠れたキャラクターが配置されているとのことです。

例えば、青春の丘近くのベンチには特別なオブジェが設置されています。公園内の広大な森で家族や友達と一緒に隠れキャラクターを見つけながら歩くのも楽しいでしょう。

そして、外から建物を眺めるだけでも無料でジブリの雰囲気を味わえます。

公園内を散歩するだけで、ジブリの世界に触れ、満足感を得ることができるでしょう。

【まとめ】
ネット上の口コミだけを鵜呑みにするのは勿体ないと感じます。

改めて「千と千尋の神隠し」と「天空の城ラピュタ」を見返したくなりました。

ジブリパークに行く前にジブリの作品を見返すと、より楽しめると思いますよ。

ここまでネット上での「しょぼい」という印象について探求し、考察してきました。

ツイッターやニュースで見られる映像からのコメントである可能性が高いですが、最も大きな要因は「アトラクションがない」ということです。

その背後には、

・期待と違った経験
・想像より地味な印象
・より派手で楽しい雰囲気を求める気持ち

などの心理が潜んでいるかもしれません。

言い換えれば、しょぼいと感じる方々の期待値とジブリのコンセプトが一致していないことが明らかです。

ツイッター上では、「千と千尋の神隠しのホテルがあったら絶対とまる!」などのコメントもありますが、ジブリ自体がそれを望んでいないため、やむを得ないと言えるでしょう。

「ジブリの世界観を最大限に楽しむために、森を活かした構想になっている」

この点を理解してからジブリパークを訪れると良いのかもしれません。

アトラクションのようなスリリングな要素はなくとも、ジブリの世界観に没頭できるテーマパークであることは確かです。

行く前の予想だけで判断せず、実際に訪れてみることをお勧めします。

ジブリはディズニーやハリウッド映画にも匹敵する「強力なコンテンツ」を持っています。

期待していますし、東京や大阪などと肩を並べる一大観光地になることを期待していますね。

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