長瀞町の郷土資料館の深い部分に位置する、約10,000平方メートルの広い敷地です。
日中に完全に開くと菱形に見えることから、ハナビシソウと名付けられました。
初夏には、カリフォルニアポピーとも呼ばれるハナビシソウが丘を埋め尽くし、華やかに咲き乱れます。
5月から6月にかけて、鮮やかな青空とオレンジ色を基調としたハナビシソウの美しい対比が目を引きます。
長瀞ハナビシソウ園2024開花状況や見頃の時期いつ?
長瀞のハナビシソウ園は、毎年5月の中頃から6月の初めにかけてが最も美しい時期です。
この季節には、新緑とハナビシソウが織りなす壮観な景色を楽しむことができます。
当然、長瀞のハナビシソウの見頃は年によって気候に応じて変動することがあります。
2023年の5月末には、長瀞のハナビシソウ園の北面が見頃を迎え、中面や南面では花が5~6分咲きでした。
2024年の5月22日時点で、北面と南面の約80%のハナビシソウが開花しています。
2024年のハナビシソウの花期は、昨年と同じく6月中旬まで楽しめる見込みです。
長瀞のハナビシソウ園のオレンジ色の絨毯の見どころ
埼玉県の長瀞町には、「長瀞ラインくだり」や岩畳の自然景観、そして一つ星を獲得したフランスの著名な旅行ガイドブックに掲載された宝登山神社など、魅力的な観光地が多数存在します。
秩父地域で有名な天空のポピーも素晴らしいですが、長瀞町の「長瀞花の里 ハナビシソウ園」も同様に見応えがあり、多くの訪問者を引き付けています。
「長瀞花の里 ハナビシソウ園」でハナビシソウが満開になると、圧倒的なオレンジ色の花が広がり、その壮観な景色は訪れる人々を魅了します。
そのオレンジ色の花々と新緑との組み合わせは、圧倒的なビジュアルを提供します。
ハナビシソウはケシ科の植物で、元々はカリフォルニア州に自生しており、州花にもなっています。「カリフォルニアポピー」とも呼ばれています。
この花は明治時代に日本に持ち込まれ、「花菱」という家紋に似ていることからその名がつけられたとされます。
ハナビシソウの花言葉には「希望」や「成功」が含まれており、非常にポジティブな意味を持っています。
この「カリフォルニアポピー」の花畑は「オレンジ色の絨毯」と称され、多くの観光客がその魅力を一目見ようと訪れます。
日光を浴びて輝くオレンジ色の花は、目にも鮮やかで、風に揺れる姿は非常に魅力的です。
ハナビシソウの花は、昼間は開花して夜間や天候が悪い時には閉じる特性があり、開花期が長く、強健な花です。
また、ハナビシソウはオレンジだけでなく、白やピンク色の花も咲いており、その多彩な色合いがさらに魅力を増しています。
この花畑は長瀞町郷土資料館のすぐ前に位置しており、秩父鉄道の長瀞駅から宝登山神社に向かう途中に見ることができます。
ハナビシソウ園の散策を楽しんだ後は、すぐ近くにある宝登山神社も訪れてみてください。
宝登山神社は創建が西暦110年に遡り、1900年以上の歴史を持つ神社で、秩父三社の一つです。また、2011年にはフランスの著名な旅行ガイドブックで星を獲得しています。
長瀞花の里ハナビシソウ園へのアクセス
【場所】
長瀞花の里ハナビシソウ園
〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1164
【入園料】
200円
高校生以下は無料
【電車】
西武池袋線(特急)で西武秩父まで約80分
西武秩父駅から秩父鉄道(お花畑駅)まで徒歩5分
秩父鉄道(御花畑駅)に乗換えて約20分
【車】
関越自動車道「練馬」ICから約50分で「花園」ICで降り、国道140号で約30分
長瀞花の里ハナビシソウ園の駐車場
20台収容可能な無料の専用駐車場があります。
長瀞ハナビシソウ園2024まとめ
長瀞町の郷土資料館の前にある「花の里」では現在、「ハナビシソウ」というオレンジ色の花が最も美しい時期を迎えています。
この「ハナビシソウ」は初夏に4枚の花弁を持つ花を多く咲かせ、その葉はコスモスに似た細かく裂けた形状をしています。
この植物は耐寒性があり、晴れた日中に花が開き、夜や曇りがちな天気では花が閉じる性質があります。
花が完全に開くと平らな菱形を形成するため、「花菱草(ハナビシソウ)」とも称されます。
現在、園内の北面、中面、南面全てが見頃を迎えており、6月の初旬までその美しさを楽しむことができそうです。
曇りや夕方には花が自然に閉じるため、見頃は晴れた日の午後3時ごろまでです。