和歌山県の串本にある潮岬望楼で、本州最南端での祭りが催されます。
夕日とともに、10万平方メートルの芝生で「芝焼き」という催しを行い、地元の伝統的な歌と踊りである「串本節」と「潮岬節」が披露され、さらにトルコ民族舞踊団による演技も楽しむことができます。
名物料理の「しょらさん鍋(トビウオの団子汁)」や「芋餅」も販売されます。
本州最南端の火祭り2024いつ?どこ?日程など基本情報
和歌山県の潮岬に位置する「潮岬望楼の芝」は、約10万平方メートルにわたる美しい芝広場で、毎年この季節に行われる夜間の芝焼きイベントが「本州最南端の火祭り」として大変人気を集めています。
2024年も「本州最南端の火祭り」が開催されますので、お楽しみに。
【開催日】
2024年1月27日(土)
1月20日の予定でしたが、天候不良で1月27日になりました。
【時間】
13: 00 ~
点火は17:30~
【場所】
本州最南端 潮岬望楼の芝
和歌山県東牟婁郡串本町潮岬
【料金】
観覧は無料
本州最南端の火祭り2024スケジュール
スケジュールについては、以下の通りとなります。
●午後1時~5時
物産販売
●午後4時30分
・しょらさん鍋のふるまい
・潮岬節保存会による岬節
・串本町トルコ文化協会によるトルコ舞踊
●午後5時
芋餅販売
●午後5時15分
式典・あいさつ
●午後5時30分
火矢射式(串本古座高校弓道部)・ 演出花火・芝焼き開始
●午後6時30分ころ
終了予定
本州最南端の火祭り2024屋台などの露店はあるの?
当日は、お菓子や食べ物、雑貨などが販売されるイベントが行われます。
「しょらさん鍋」と呼ばれる料理が提供され、その中にはトビウオのつみれが含まれています。また、餅をまく催しも楽しめます!
「しょらさん鍋」とは、串本節で称えられる紀南地方の方言で、「恋人」を意味します。この名前は、恋人に愛情を込めて提供される温かい鍋料理を表すために付けられました。
ぜひ、その温かさを味わってみてください。
また、人気のある「芋餅」も販売されます。これは、和歌山県の郷土料理で、さつまいもを使用した定番のお菓子です。通常、道の駅などでも買えます。
さらに、潮岬節保存会やトルコ文化協会による踊りのパフォーマンスもお楽しみいただけます。
アクセス
【場所】
本州最南端 潮岬望楼の芝
和歌山県東牟婁郡串本町潮岬
【電車】
JR串本駅からバスで20分
【車】
阪和高速道路すさみ南ICから45分
駐車場
潮岬観光タワー周辺に用意されます。
本州最南端の火祭り2024花火や餅まきある?見どころや魅力など
串本は、紀伊山地を背に立つ、本州最南端の場所です。
この町は美しい自然に囲まれ、フィッシング、スキューバダイビング、シーカヤックなどのアクティビティで知られており、夏には多くの人々が海水浴に訪れます。
潮岬は、本州最南端に位置し、朝日と夕日が楽しめるスポットとして人気です。
また、潮岬灯台と潮岬観光タワーの間では、白亜の灯台と夕日の美しい景色を楽しむことができます。
夕日を見るなら、芝焼きが始まる前に訪れるのがおすすめです。
観光協会によれば、芝焼きは害虫駆除や新芽の育成のために行われており、1997年からは観光イベントとして、2001年からは「本州最南端の火祭り」という名称で開催されています。
毎年、家族連れや写真愛好者など、約2,000~3,000人もの人々がさまざまなイベントや10万平方メートルの芝生を焼く炎を楽しんでいます。
「しょらさん鍋」の提供や「餅まき」などが行われ、多くの見物客を楽しませています。
また、「火矢による点火」では、串本古座高校の弓道部員が矢を放ち、芝生に火をつけています。
平地で行われているため、見物客は炎の近くまで近づいて見ることができます。
さらに、花火も打ち上げられ、炎は太鼓の演奏とともに幻想的な世界へと変わります。
これが串本の新春の風物詩です。
芝焼きは午後6時30分頃に終了し、わずか1時間ほどで芝生は炎に包まれ、春の新芽の成長に貢献します。