川越祭り【2024】いつ?時間や場所に屋台や花火に山車と交通規制やアクセスに駐車場など詳細情報

川越祭りは1648年、慶安元年に始まったとされています。

この年、川越藩の当主、松平伊豆守信綱は氷川神社に獅子頭や神輿を献納しました。

献納から3年後、神輿が初めて街を練り歩き、多くの町民がこれに続いたと言われています。

この行事は370年以上続く伝統行事として、現代でも引き継がれています。

参加型のこの祭りは国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年にはユネスコの無形文化遺産にも認定されました。

江戸時代からの「天下祭」の伝統を引き継ぎ、現代にもその特色を残す川越祭りは、華麗な装飾の山車が特徴です。

歴史ある蔵造りの町並みを山車が練り歩く様子は、多くの観光客を引きつけます。

山車が市街地の角で見事に交差する光景は見どころの一つです。

10月の中旬には、市内が祭りの準備で賑わい、通りには紅白の幕が飾られ、伝統的な音楽が響き渡ります。

1年で最も盛大に行われるこの時期は、街全体が一層の活気を見せます。

令和5年の川越祭りでは、約56万1千人の来場者が記録され、毎年多くの人々がこの祭りを楽しみにしています。

川越祭り2024いつ?時間や場所にスケジュールと山車ルートなど基本情報

川越祭り2024開催概要は以下となります。

【開催日】
2024年10月19日(土)・20日(日)

【スケジュール】
◎2024年10月19日(土)

〇神幸祭(じんこうさい)

13:00から14:30(氷川神社→市内→氷川神社)

〇宵山(よいやま)

18:00から19:00ごろまで(氷川神社)

〇鳶のはしご乗り

18:20から18:40ごろ(連雀町交差点)

〇曳っかわせ(ひっかわせ)

◎2024年10月20日(日)

〇市役所前の山車の巡行

13:30から16:00

〇曳っかわせ(ひっかわせ)

【山車ルート】
10月19日(日) 13:00?14:35

川越氷川神社出御→裁判所前→札の辻→仲町→大手町→市役所前→川越氷川神社還御

ルートの詳細はコチラ>>

川越祭り2024屋台など露店の出店ある?

川越祭りには、年間で日本でもトップクラスの屋台数とされる約1000の露店が設置され、非常に大勢の人で賑わいます。

2024年も、飲食店が集まる屋台村が設けられる予定で、駅前を始めとする様々なエリアにも多数の露店が出ます。

飲食店だけでなく、お化け屋敷のようなアトラクション系の露店も人気を集めています。

屋台のメニューには、川越特有のグルメや、特色あるメニューが並びます。

予定されている主なメニューには、川越産の太麺焼きそば、カラフルなバーニャカウダ、川越ロール、川越プリンスホテル特製のシェフが作るビーフカレー、からあげポテト、さつま芋を使ったポタージュにタピオカを加えたもの、川越まつり限定のラーメンなどがあります。

これらは屋台村で提供されるメニューに加えて、地元のグルメも多く取り揃えられています。

川越プリンスホテルもその一部で、祭り限定メニューを出すかもしれません。

屋台が多すぎて、一度には食べきれないほどです。

屋台めぐりを楽しむだけでも十分に楽しめますので、色々な料理を試してみるのがおすすめです。

川越祭り2024アクセス

【場所】
本川越

JRまたは東武東上線 川越駅下車すぐ

西武新宿線 本川越駅下車すぐ

[大宮から]JR川越線で約20分 川越駅下車
[池袋から]東武東上線急行で約30分 川越駅下車
[新宿から]JR埼京線(新宿駅)快速で約50分 川越駅下車
[新宿から]西武新宿線(西武新宿駅)特急で約45分 本川越駅下車
[横浜から]東急東横線、東京メトロ副都心線で約78分 川越駅下車

川越祭り2024駐車場

以下の臨時駐車場が用意されています。

・市民グランド P1:約190台

・小仙波駐車場 P2:約150台

・川越第一中学校 P3:約160台

・仙波小学校 P4:約70台

・富士見中学校 P5:約100台

・月越小学校 P6:約120台

・旧川越保健所跡地 P7:約100台

駐車場の詳細はコチラ>>

川越祭り2024交通規制

当日は10:00~22:00まで交通規制があります。

交通規制の詳細はコチラ>>

川越祭り歴史や見どころ

「川越祭り」は1648年(慶安元年)に始まり、当時の川越藩主・松平信綱が氷川神社に獅子頭や神輿を含むお祭り用の装具を寄進したことがその起源です。

この祭りは、江戸時代の「天下祭」の形式を今に伝える重要な都市型の祭礼であります。

2005年には、「川越氷川祭の山車行事」が国の重要無形民俗文化財に認定されました。

さらに、2016年にはユネスコの世界無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」として登録される栄誉を得ました。

川越市は蔵造りの建物が多く、「小江戸」とも称され、秋の訪れとともに最も活気づく時期を迎えることで知られています。

川越祭りでは、囃子が特別な見どころです。

この囃子は葛西囃子に源を発し、その構成は笛1人、大太鼓1人、小太鼓2人、鉦1人からなります。

囃子のリズムに合わせて演じられる天狐やおかめ、狸の面をつけた舞は、ストーリーテリングの要素も含み、非常に興味深いものです。

祭りのハイライトは「曳っかわせ(囃子の儀礼打ち)」です。

曳っかわせは、豪華な山車が街中で遭遇した際に行われる囃子の競演で、提灯を振り上げて行われる挨拶の一形態です。

川越の山車は、「廻り舞台」の構造をしており、夜間の曳っかわせでは、山車に灯りが灯され、幽玄な雰囲気を放ちながら行われる競演が、見る者を魅了します。

川越祭り2024まとめ

毎年10月の中旬には、小江戸として知られる川越市が一年で最も大きな祭り、川越まつりで賑わいます。

秋が深まるこの時期、市の中心部は紅白の幕で装飾され、至る所からお囃子の練習の音が響きわたり、約370年の長い歴史を持つこの祭りを待ち望む気持ちが高まります。

この市民が参加する祭りは、国の重要無形民俗文化財にも指定されており、2016年にはUNESCOの無形文化遺産にも登録されました。

町内によって保持されている山車の多くが文化財として認定されており、各々の山車には人形が飾られ、お囃子と舞が披露されながら市街を練り歩きます。

この山車の美しさと歴史的価値は見る価値があります。

山車が出会う「引っ掛け」では、お囃子と舞の競演が行われます。このとき、テンポが速くなり、元気な若者の掛け声と共に祭りの雰囲気はクライマックスに達します。

祭りの一番のハイライトとされています。

華やかな衣装を身にまとった手古舞や引き手、町中を満たすお囃子のリズムと喧騒、関東地方から集まったと思われるほどの多数の屋台、そして歴史的な町並みと山車の融合は見事です。

川越まつりは、江戸時代の祭りの影響を受けつつ独自に発展してきたと言われていますが、これらの要素が融合する様子はまさに「戦災により失われた江戸の貴重な風景」を再現しています。

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