加茂山公園に位置する、726年に創建された歴史ある青海神社では、毎年8月31日と9月1日に秋季の祭礼が執り行われます。
この祭礼では、スターマインや2段打ちなどの技を含む、8号玉を使用した約200発の奉納花火が夜空を彩ります。
そのため、多くの参拝者でにぎわいます。
打ち上げ地点が市街地に近いことから、その迫力満点の花火を間近で楽しむことができる点が、この祭礼の大きな魅力となっています。
青海神社秋季祭礼2024いつ?場所や花火の時間など基本情報
「青海神社秋季祭礼」とは、726年に創建された加茂山公園内の古社・青海神社で開催される伝統的な祭礼です。
この祭りでは、駅前商店街を中心に多数の屋台や露店が設置され、2日間にわたり尺玉や仕掛け花火を含む約200発の奉納花火が打ち上げられます。
2024年の秋季祭礼は、8月31日(土)と9月1日(日)に実施されます。
花火は両日とも20:00から20:30の間に加茂山公園の山頂付近から打ち上げが行われます。
また、神社の神事としては、8月31日に20:30から前宵祭、9月1日に10:30から大祭、同日13:30からは太々神楽が青海神社の神楽殿で執り行われます。
太々神楽は、篠笛や太鼓を用いた音楽と舞の奉納が特徴で、年に4回開催される重要な行事です。
青海神社秋季祭礼2024屋台など露店の出店ある?
青海神社の秋季祭礼では、特に駅前商店街に多くの屋台が設けられます。
屋台の総数は100軒を超え、さまざまな美味が集まります。
過去の祭りでは、お好み焼きや唐揚げ、焼き鳥、たこ焼きといった食事系から、かき氷やりんご飴、ベビーカステラといったデザート系まで幅広く出店されていました。
また、金魚すくいや射的などの遊びの屋台もあり、お祭りの雰囲気を存分に楽しむことができます。
屋台と露店は12:00から22:00まで営業する予定です。
ただ道を歩くだけでも、両側に並ぶ露店からの誘惑に楽しまれること間違いなしです。
美味しい香りが食欲をそそり、気が付けば手にはたくさんの買い物袋が。早めに出かけて屋台巡りを楽しむのもおすすめです。
今年はどんな新しい屋台が登場するか、当日の発見も楽しみの一つですね。
青海神社秋季祭礼2024アクセス
【場所】
青海神社
〒959-1300 新潟県加茂市加茂229
【電車】
JR信越本線 加茂駅より徒歩約4分
【車】
北陸自動車道 三条燕ICより約20分
青海神社秋季祭礼2024駐車場
加茂川河川敷に臨時駐車場が用意されます。
青海神社秋季祭礼2024交通規制
期間中は周辺道路で車両通行止めなどの交通規制が敷かれます。規制時間は12:00~22:00です。
青海神社秋季祭礼の歴史や見どころなど
加茂山に鎮座し、越後平野を一望できる青海神社は、「加茂のお明神さま」として古くから地元に親しまれています。
この地を開拓した青海首一族によって、726年(神亀3年)に地域の守護神として神椎根津彦命(しいねつひこのみこと)と大国魂命(おおくにたまのみこと)が奉斎され、青海神社が創建されました。
神椎根津彦命は神武天皇の東征の際、速吸門で迎え、瀬戸内海を通じての航路を指南し、大和の地での軍事行動にも参加して大いに功績を挙げ、その後大倭国造に任ぜられました。
一方、大国魂命は神椎根津彦命の祖であり、国の主神として国土の統治に大きな役割を果たしました。
青海神社秋季祭礼は、そんな偉大な功績を持つ神々を祀る神社で行われる伝統的な祭礼です。
祭礼では、スターマインを中心に大輪の花火が加茂市の夜空を美しく彩ります。花火の打ち上げ場所が市街地に近く、その迫力ある音と光景を肌で感じることができます。
通行が止められた道では、見物客が座って花火を楽しんでいる様子も見られます。
ぜひ、青海神社秋季祭礼2024に足を運び、夏の終わりと秋の訪れを感じながら、この地域の風物詩を楽しんでください。
青海神社秋季祭礼2024まとめ
頭上を彩る迫力満点の大規模な花火が、見る者の心を魅了します。
境内や商店街の大通りには露店が並び、例大祭の賑わいを見せる青海神社。
加茂山公園の山頂付近から、轟音を伴って奉納される花火が打ち上げられます。
その大音響が体に響き渡り、頭上に広がる華やかな大輪の花火を間近で感じることができます。