多久山笠【2024】内容や花火に歴史とアクセスに駐車場など詳細情報

多久市の夏祭り、多久山笠が2日間の日程で行われます。

この祭りでは、夕方から東西に分かれた色鮮やかな人形山笠と、6メートルの高さを誇る提灯山笠が、多久駅前大通りを約1キロメートルにわたって豪快に練り歩かれます。

これに合わせ、太鼓や笛の音色と共に元気な掛け声が響き渡ります。

祭りの両日には、多久山笠若衆会が提灯山笠の組立てを展示します。

また、多久駅北側にある多久市まちづくり交流センターあいぱれっとでは、キッズダンスやよさこいソーランのステージイベントも開催される予定です。

祭りの最終日には、21時から約1000発の花火が空に打ち上げられ、祭りの締めくくりとなります。

多久山笠2024いつ?時間や場所に花火など基本情報

「第76回多久山笠2024」が、2024年8月15日(木)と16日(金)にJR多久駅周辺で盛大に開催される予定です。

8月15日(木)の午後5時からは、人形山と提灯山の引き出しと、神社で行われる鏡割り儀式があります。

鏡割りは、鏡を割って悪霊を払う伝統的な行事です。

その後、装飾された人形山と提灯山が地域内を巡行します。

人形山は、毎年異なる戦国時代の合戦をテーマにした飾り付けが施される約6メートル高、約1トンの山車です。

提灯山は、四角形と三角形の2つの形状をしており、点灯された多数の提灯で飾られ、その提灯には地元の子供たちが描いた絵や文字が施されています。

8月16日(金)も午後5時から人形山と提灯山の引き出しが行われ、午後7時からは提灯山の組立てや山車の巡行が開始されます。

組立ては、「ヨイトサー! ヨイトサー!」の掛け声と力強い太鼓の音を背景に迅速に行われ、提灯山は華麗に町内を進みます。

祭りがクライマックスに達すると、山車は若者たちの激しい力で高速で回転し、その迫力は圧巻です。

祭りの終わりは8月16日(金)の午後9時からの花火大会で飾られ、約3,000発の花火が夜空を彩ります。

天候によっては、花火大会は8月18日(日)の20時に延期される可能性があります。

スターマインや大玉、多彩な色や形の花火が約30分間にわたって夜空を美しく照らします。

【開催期間】
2024年 8月15日(木) ・16日(金)

【場所】
JR 多久駅周辺
佐賀県多久市北多久町

【スケジュール】
●8月15日(木)
午後
17時00分 人形山曳き出し
18時00分 開会式
18時20分 鏡開き
19時00分 提灯山組み立て
19時30分 人形山巡行(東西)
21時30分 人形山格納
22時00分 歩行者天国解除

●8月16日(金)
午後
17時00分 人形山曳き出し
19時00分 提灯山組み立て
19時30分 人形山巡行(東西)
21時30分 人形山格納
22時00分 歩行者天国解除

21時00分 打ち上げ花火
※雨天や悪天候の場合は18日(日)20時から

公式サイトはコチラ>>

多久山笠2024屋台など露店の出店ある?

多久山笠では、お祭り定番の食べ物や佐賀県の特産品を楽しめる数多くの屋台や露店が列をなします。

おなじみのたこ焼きや焼きそば、かき氷、綿あめといったお祭りの食べ物に加えて、佐賀牛の串焼きやステーキ、唐津市呼子町からの新鮮なイカや鯵の干物、有明海産の海苔や塩も提供されます。

佐賀牛はその柔らかさとジューシーな味わいで知られる佐賀県産の黒毛和牛です。

呼子のイカは捕れたてで、独特のプリプリの食感と自然な甘さが楽しめます。

また、有明海の海苔や塩は、その地域特有の豊かな香りと味わいが特徴です。

食べ物だけでなく、金魚すくいやヨーヨー釣り、射的、輪投げなどの伝統的なお祭りゲームや、ビンゴやくじ引きといった景品が当たるエンターテインメントも設けられています。

多久山笠2024アクセス

【場所】
JR 多久駅周辺
佐賀県多久市北多久町

【電車】
JR唐津線「多久駅」下車、徒歩すぐ

【車】
高速長崎自動車道 多久ICから約3km(約5分)

多久山笠2024駐車場

専用駐車場はありませんが、近くに以下の有料駐車場があります。

〇多久市商工会駐車場

〇多久市中央公園駐車場

〇ヤマダデンキテックランド多久店駐車場

〇JAさが「たくさん館」

〇多久駅南側

多久山笠の歴史や見どころ

多久山笠の起源は戦前にさかのぼります。

この祭りは、天徳寺の御本尊である弘法大師様の縁日を中心に、信者たちが集まりお盆期間中に大綱引きを行っていたことから始まっています。

第二次世界大戦による中断を経て、昭和23年に地元の有志が集まり、囃子方として組織を再結成して現在の山笠祭りが復活しました。

多久山笠の主な見どころは、人形山と提灯山です。

人形山は、高さ約6メートル、重さ約1トンという巨大な山笠で、戦国時代の合戦シーンをテーマに、毎年異なる装飾が施されます。

これらの人形は地元の職人によって手作りされ、その迫力と細部の美しさが見る人々を魅了します。

提灯山は、四角と三角形の二つの形状をした山笠で、点灯された数多くの提灯で飾られています。

これらの提灯山の組み立ては、「ヨイトサー! ヨイトサー!」の掛け声と共に迫力ある太鼓の音が響き渡りながら、速いスピードで行われ、提灯山は町を勇ましく駆け抜けます。

祭りがクライマックスに近づくと、人形山と提灯山が太鼓の早打ちのリズムに合わせて速く回転し始めます。

このとき、若者たちが最後の力を振り絞り、その力強い表情と動きは、観る人々に強い印象を与えます。

多久山笠は、佐賀県の文化と伝統を感じさせる祭りであり、訪れる人々にとって忘れがたい体験となることでしょう。

ぜひ、この壮大な祭りを体験してみてください。

多久山笠2024まとめ

多久市の夏のハイライト、多久山笠祭りが今年も予定通りに行われます。

この祭りでは、華やかな人形山車や提灯山車が多久駅の周囲を約1キロメートルのルートでパレードします。

祭りの道沿いには、多くの屋台が立ち並び、訪れる人々で賑わいます。

祭りのクライマックスとして、16日には大規模な花火大会が開催され、色とりどりの花火が夜空を彩ります。

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