昭和40年、安積郡の9つの町村が郡山市に統合されたことにより、地元住民が一緒になってお祭りを開催する動きが活発になりました。
そこで、地元に伝わる采女物語をテーマに、「うねめまつり」が創設されました。
また、奈良市にも采女物語の伝承があり、毎年中秋の名月の夜には猿沢の池で「采女祭」が開催されています。
このような背景から、昭和46年には郡山市と奈良市が姉妹都市の契約を交わしました。
毎年8月には奈良市から親善使節団が郡山市を訪れ、中秋の名月の時期には郡山市から親善使節団が奈良市を訪問し、双方の交流が促進されています。
郡山うねめまつり2024いつ?時間や場所に内容など基本情報
郡山うねめまつり2024開催概要は以下となります。
【開催期間】
2024年8月1日(木)、2日(金)、3日(土)
【時間】
10:00~22:00
【場所】
駅前大通り・大町大槻線、郡山駅西口広場、なかまち夢通り、大町通り会場
福島県郡山市大町1丁目3
【イベント】
●2024年8月1日(木)
采女神社(片平町)でのうねめ供養祭
●8月2日(金)、3日(土)
場所:駅前大通り(郡山ビューホテルアネックス前スクランブル交差点)、郡山駅西口広場
まちなかパフォーマンスステージ
→全国レベルのチアダンスやマーチングが楽しめます
ミスうねめ交代式
→第59代から第60代へ引き継がれます
うねめ踊り流し
開会セレモニー
→伝統の踊りと創作踊りが披露されコンテストも開催されます
うねめ踊り流し表彰式
●8月2日(金)、3日(土)
場所:郡山駅西口広場
ゆかたdeうねめコンテスト
→浴衣の着こなしをアピールして上位に入ると商品ゲット
●8月2日(金)、3日(土)
場所:駅前商店街
うねめde縁日
郡山うねめまつり2024屋台など露店の出店ある?
焼きそばやお好み焼きなどの定番屋台食から、うねめ祭り限定の特別メニューに至るまで、豊富な食事オプションが提供され、2024年も同様に楽しみが多いと思われます。
さらに、「うねめde縁日」と呼ばれるイベントでは、地元飲食店が特別なサービスを提供していますよ。
全部を回るのが大変かもしれませんが、踊り流しを観るまでの時間を存分に楽しむことができるでしょう。
郡山うねめまつり2024アクセス
【場所】
駅前大通り・大町大槻線、郡山駅西口広場、なかまち夢通り、大町通り会場
福島県郡山市大町1丁目3
【電車】
JR郡山駅より徒歩2分
【車】
東北自動車道郡山ICより約7分
郡山うねめまつり2024駐車場
専用駐車場は用意されていません。
交通規制もあるので、出来るだけ公共交通機関の利用をオススメします。
郡山うねめまつり2024交通規制
郡山うねめまつり2024では、交通規制があるので注意してください。
郡山うねめまつり歴史や由来に見どころなど
郡山地域には、1300年も前の奈良時代から「采女伝説」が伝えられています。
昭和40年の地域合併を機に、この伝説をテーマにした郡山市最大の夏のイベント、「郡山うねめまつり」が始まりました。
この「采女伝説」は、奈良市にも関連があり、中秋の名月の夜には猿沢の池で采女祭が開催されます。
この伝説が縁となり、昭和46年には郡山市と奈良市が姉妹都市の絆を結びました。
祭りのハイライトは、「踊り流し」です。郡山駅前通りを、創意工夫を凝らした衣装を身に纏った6000人以上の参加者が、采女踊りや創作踊りを披露しながら進みます。
さらに、国内でも屈指の大きさを誇る十尺大締太鼓のパフォーマンスも楽しめます。
大通りの中央に置かれたこの巨大な太鼓には、大きなバチを持つ演奏者が立ち、その圧倒的な音が会場を包み込みます。
毎年、県内外から多くの観光客がこの踊りや太鼓の演奏を見物に訪れます。
「みなさん みでねで おどんねがい♪」がフェスティバルの合言葉です。
また、全国レベルのパフォーマンスステージや、浴衣の着こなしを競うコンテストなど、様々なイベントが目白押しです。
毎年行われる「ミスうねめ」の交代式も見逃せません。
祭りの会場周辺では、うねめ提灯が多く飾られ、祭りの雰囲気を一層高めています。
郡山うねめまつり2024まとめ
郡山市で最も大規模な夏祭りとして知られるのが、地元に伝わる采女物語をテーマにした祭りです。
祭りは初日、采女神社でのうねめ供養祭から始まり、続く2日間は地元の学生たちが参加する様々なパフォーマンスや踊り流しで賑わいます。
特に注目されるのは、創意工夫を凝らした衣装を身にまとった市民たちが繰り広げる「踊り流し」で、その見応えは格別です。
「みなさん みでねで まざんねがい♪」と観客を魅了します。