夏の風物詩として知られる「足つけ神事」は、「古都京都の文化財」の一つである下鴨神社(賀茂御祖神社)で行われます。
この行事は、土用の丑の前後10日間に毎年開催されています。
このお祭りでは、参加者が境内の御手洗池に足を膝まで浸けて献灯を行い、無病息災を願いながら御神水をいただきます。
京都市内に位置するこの神社はアクセスが良く、多くの観光客に推奨されています。
また、お祭りの期間中は屋台も出店されるため、ファミリーやカップルにも楽しんでいただける環境です。
境内にある糺の森(ただすのもり)も、その美しい雰囲気で訪れる人々を魅了します。
下鴨神社みたらし祭り2024いつ?時間や場所など基本情報
下鴨神社みたらし祭り2024開催概要は以下です。
【開催日】
2024年7月19(金)~21日(日)、7月25日(木)~28日(日)
【時間】
9:00~20:00
【場所】
下鴨神社
【料金】
入場料金無料/御灯明料あり 500円
下鴨神社みたらし祭り2024屋台など露店の出店やみたらし団子
下鴨神社のみたらし祭りでは、多数の屋台や露店が設けられています。
出店の数は約20店舗で、どて焼きやくじ引き、カステラなどの定番商品が提供されているのが特徴です。
これらの店舗は、神社の閉門時間である22時頃まで営業しているため、お祭りの後も夜店でゆっくりと楽しむことができます。
また、お祭りの名前「みたらし」にちなんで、みたらし団子を扱う店舗も存在します。
下鴨神社みたらし祭り2024アクセス
【場所】
下鴨神社(賀茂御祖神社)
〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
【電車】
地下鉄烏丸線「北大路駅」→「北大路駅」より市バス1・205系統乗車、「下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)」下車
京阪・叡電「出町柳駅」 徒歩10分
市バス4・205系統にて「下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)」下車
【車】
京都東インター経由
高速道路「京都東IC」→三条通り→ウェスティン都ホテル京都前→河原町通三条河原町通り交差点を右折→直進 約10分
その後、葵橋を渡り、信号から4つ目の信号(左側にローソンあり)右折しすぐ。
京都南インター経由
国道1号線を堀川まで→堀川五条→河原町五条左折→葵橋を渡り終えたところの信号から4つ目の信号(左側にローソンあり)右折しすぐ。
下鴨神社みたらし祭り2024駐車場
下鴨神社西駐車場
下鴨神社みたらし祭り歴史や足つけ神事に限定御朱印など見どころ
下鴨神社で行われるみたらし祭りは、京都の夏の象徴的なイベントとして親しまれています。
この祭りは、平安時代からの伝統に由来し、貴族たちが御手洗(みたらし)池で足を洗い穢れを祓う儀式から始まりました。
この祭りは「足つけ神事」としても知られ、地元の人々に長く愛されています。
また、この神社はその歴史的重要性から世界遺産にも登録されています。
今年のみたらし祭りでは、声優の三木眞一郎さんと沢城みゆきさんが特別に境内案内のアナウンスを担当する予定です。
みたらし祭りの目玉は何と言っても「足つけ神事」で、参拝者は御手洗池に膝まで浸かり、灯明を持って進むことで罪や穢れを祓います。
この池は夏でも20度以下を保ち、真夏の涼を提供する絶好の場所です。
参加方法は以下の通りです:
参拝時間は9:00から20:00まで。
灯明代は500円で、大人も子どもも同一料金です。
灯明を購入する必要はなく、強制ではありません。
足つけ神事の正しい進め方は次のとおりです:
靴や履き物を脱ぎ、受付で灯明を購入。
裸足で池に入り、静かに歩きながら神前に向かいます。
灯明に斎火を灯し、神前に供えて祈ります。
池から出た後、御神水を飲んで体内も清めます。
御神水は「鴨のくぼて」と呼ばれる器で提供され、これは下鴨神社の糺の森で出土したお供え物を盛る窪手を模しています。
また、祭りでは厄除けの効果があるとされる御手洗川の黒い小石「かんむし封じの神石」や健康祈願の足形祈祷木、お守りなども手に入れることができます。
このみたらし祭りは、その幻想的な雰囲気と共に、暑い夏に涼を求め、無病息災を願う絶好の機会を提供します。
この夏、是非訪れてみる価値があります。
下鴨神社みたらし祭り2024まとめ
御手洗祭の中で行われる「足つけ神事」では、ろうそくの火を灯して手に持ち、御手洗池に膝下まで浸かりながらゆったりと歩きます。
この儀式で訪れる井戸の上に建てられた井上社では、参拝者が灯明を捧げ、その後に御神水をいただきます。
特に土用の丑の日にこの神事を行うと、罪や穢れが清められるとされ、疫病回避や安産などのご利益があるとされています。