浜崎祇園祭【2024】いつ?時間や場所に歴史や噺子と屋台にアクセスや駐車場など詳細情報

浜崎にある諏訪神社の祇園社の祭礼は、毎年「海の日」の直後の週末に行われます。

この祭りでは、漁師の浜区、農家の西区、商人の東区からそれぞれ出される、高さ15メートル、重さ5トンもの山笠が見どころです。

これらの山笠は屋形や人形で華やかに装飾され、豊漁、豊作、商売繁盛を願いながら浜崎の町中を練り歩きます。

山笠を引く者と囃子を担当する者が協力し、掛け声「ヨイヤサー」を響かせながら、夜の町をゆったりと進んでいきます。

この祭礼は江戸時代中期から続いており、260年以上の歴史があります。

また、2002年5月には唐津市の重要無形文化財に指定された歴史ある祭りです。

浜崎祇園祭2024いつ?時間や場所など基本情報

浜崎祇園祭2024開催概要は以下となります。

【開催日】
2024年7月20日(土曜日)・7月21日(日曜日)

【場所】
諏訪神社
佐賀県唐津市浜玉町浜崎1181

【スケジュール】
●1日目
午前10時00分 祈願祭神事

午後3時00分 曳き出し

午後3時20分 開会式

午後3時40分 ひきやま公園出発

午後4時20分 鬼塚鮮魚店前 おおまぎり

お汐井とり

午後7時00分 浜区出発

午後7時45分 東区出発

午後8時15分 井久保商店前出発?諏訪神社前 おおまぎり

午後10時00分 おおまぎり終了

●2日目
午後3時00分 諏訪神社 浜区、東区、西区の順で出発。1日目と同じルートで巡行。

午後3時40分 東区出発

午後4時25分 鬼塚鮮魚店前 おおまぎり

午後6時50分 浜区出発 西区、東区、浜区の順で出発

午後7時40分 東区出発

午後8時15分 文銭前出発?諏訪神社前おおまぎり

午後9時15分 浜区・東区 諏訪神社前出発。各地区へ

午前2時00分 山解き開始

スケジュールの詳細はコチラ>>

浜崎祇園祭2024屋台など露店の出店ある?

お祭りが開催される際には、様々な屋台や露店が出店されます。

山笠が練り歩くルート沿いの飲食店も屋台を出店し、様々な食べ物や飲み物を提供します。

この機会にぜひお越しになって、楽しい時間を過ごしてみてください。

浜崎祇園祭の歴史と山笠など見どころ

浜崎祇園祭は諏訪神社の伝統的なお祭りで、1753年に始まりました。

この祭りは、浜崎の漁師である中村屋久兵衛によって疫病退散と五穀豊穣の祈願からスタートしました。

このお祭りでは、博多櫛田宮の祇園山笠を模して作られた3台の山笠が、浜区、東区、西区に受け継がれています。

当時は享保と天明の大飢饉の時代で、作物の不作や自然災害により多くの苦難を経験しており、五穀豊穣や疫病退散の願いは人々の切実な祈りでした。

現在では、商売繁盛も加えられて祈られており、お祭りは時折日程の変更がありますが、昔は鰯漁が盛んだった浜区では、漁を休む満月の日に合わせて日程が決定されていたと言われています。

過去には第二次世界大戦や疫病の流行、自然災害で中断されたこともありますが、現在でも地元市民に愛され、県外からも注目される伝統的なお祭りです。

浜崎祇園祭の山笠は佐賀県内でも特に大きなもので、高さは15メートルに及びます。

かつては1925年に約20メートルあったとされていますが、現代では電線の関係で高さを調整する地域も多い中、浜崎祇園祭では15メートルの高さを維持しています。

市民からは「電話線よりも山笠を大事にしてほしい」という声も上がるほど、この山笠は深く愛されています。

約150人の男性が締め込み姿で15メートルの山笠を引き回す姿は圧巻で、三味線や笛、太鼓のお囃子が祭りを盛り上げます。

特に、祭りのクライマックスである巨大な山笠を何度も旋回する「おおまぎり」は、観客から拍手が起こるほどの盛り上がりを見せます。

浜崎祇園祭2024アクセス

【場所】
諏訪神社
佐賀県唐津市浜玉町浜崎1181

【電車】
●佐賀駅から
佐賀駅→JR唐津線 西唐津行き(約1時間15分)→唐津駅→JR筑肥線 筑前前原行き(約11分)→浜崎駅→徒歩5分で到着

●鳥栖駅から
鳥栖駅→JR鹿児島本線 特急リレーかもめ20号 博多行き(約20分)→博多駅→福岡市営空港線 筑前前原行き(約20分)→姪浜駅(乗り換え不要)→JR筑肥線 筑前前原行き(約20分)→筑前前原駅→JR筑肥線 西唐津行き(約30分)浜崎駅→徒歩5分で到着

【バス】
唐津市大手口バスセンターから昭和バス七山行きに乗車。「浜崎四つ角」で下車し、徒歩ですぐ

【車】
二丈浜玉道路(西九州道)「浜玉IC」から、国道323号経由で約1キロメートル、約5分

浜崎祇園祭2024駐車場

200台分の無料駐車スペースが用意される予定です。

浜崎祇園祭2024まとめ

宝暦3年(1753年)に始まり、疫病の退散と五穀豊穣を祈るための伝統的な行事です。

この祭りでは、高さ15メートル、重さ5トンの飾り付けられた3台の山笠が約150人の力強い男たちによって町を練り歩かれます。

祭りでは笛、太鼓、三味線によるユニークな音楽が演奏され、祭りのハイライトである「おおまぎり」と呼ばれる山笠の迫力ある旋回は、見る者を圧倒します。

タイトルとURLをコピーしました