七尾祇園祭【2024】いつ?時間や場所に歴史やアクセスに駐車場など詳細情報

七尾祇園祭で、壮大なキリコの舞が披露されます。

この祭りは七尾市中心に位置する大地主神社の夏のお祭りであり、「おすずみ祭」とも称されています。

祇園信仰が盛んであった平安時代に、京都の祇園社から祭神を勧請し、祇園会が始まったのが起源です。

市内を通ってキリコ奉燈の壮大な行列が進み、浜辺の仮宮で集まった後、神輿を先頭に大地主神社へと進みます。

神社の境内では、大小11基のキリコ奉燈が集まり、笛や鉦、太鼓を奏でる囃子衆が加わり、50人以上の若者がこれを担ぎます。

祭りの最後には、七尾の伝統的な祝儀歌「七尾まだら」が演奏され、フィナーレを飾ります。

七尾祇園祭2024いつ?時間や場所など基本情報

七尾祇園祭2024開催概要は以下となります。

【開催日】
2024年7月13日(土)

【場所】
大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)

【スケジュール】
●8:00 大地主神社

幟旗・拝殿幕張の取付け、仮宮準備(高張提灯取付け台など)、通行止め看板設置(看板:湊町一丁目・郡町西部・郡町東部・塗師町・川原町)

●15:00 大地主神社

神輿準備、神事

●16:00  神社~仮宮

神輿渡卸、仮宮広場へ

●20:00頃 仮宮広場

各町奉燈仮宮広場へ集合

●21:00 広場~神社

1番町(本府中町)奉燈から順次神社へ巡行
(一撃花火は中止)

七尾祇園祭の歴史やかがり火・七尾まだらなど見どころ

七尾祇園祭は、平安時代に京都の祇園社から祭神を勧請して祇園会を行ったことから始まったとされ、疫病や厄除けを願う祇園信仰に根ざしています。

この祭りのハイライトは、間違いなくその壮絶な乱舞です。

「奉燈(キリコ)」は巨大な切子の灯籠で、お祭りの際に神輿を伴って使われる縦長の神燈であり、農作や豊漁を祝い厄払いの目的も持ちます。

全部で11基のキリコがあり、そのうち小さなものは10基で、高さは約5~10メートル、重さは1トンに及びます。

最大のものでは、高さが約13メートル、重さは約2トンにもなります。

各キリコには笛や鉦、太鼓を演奏する囃子衆が搭乗し、くじ引きで選ばれた町が先頭を切って神社まで練り歩きます。

総勢50人がキリコを担ぐさまは圧巻で、各町のキリコが競うように巨大なキリコをかがり火の中で乱舞する光景は、見る者をも熱くさせます。

最終的にはくじで選ばれた最後の町が、七尾に古くから伝わる祝儀歌「七尾まだら」を披露し、祭りの締めくくりを飾ります。

その迫力と共に、祝儀歌で終わる幻想的な雰囲気は、まさに「炎の祭り」と称されるにふさわしいです。

七尾祇園祭2024アクセス

【場所】
大地主神社
〒926-0052 石川県七尾市山王町1-13

【電車】
JR七尾駅から徒歩15分

【車】
能越自動車道城山ICから約10分

七尾祇園祭2024駐車場

以下が指定駐車場になっています
250台収容可能です。

【能登食祭市場駐車場】
〒926-0041 石川県七尾市府中町員外67

七尾祇園祭2024まとめ

「東のおすずみ」と称される、七尾市中心部で行われる夏の祭りです。

大地主神社(別名山王神社)で毎年行われるこの夏祭りは、地域で「東のおすずみ」とも呼ばれ親しまれています。

平安時代に祇園信仰が根付いたこの地では、京都祇園社の祭神を迎えて祇園会を開催することからその歴史が始まったとされます。

夕暮れ時から地元の氏子たちが大小8基のキリコを担ぎ、街を練り歩きます。

花火が空に昇ると、その信号で人々は浜辺の仮宮に集まります。

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