岩山宮が属する吉備津神社の見どころの一つに、美しいアジサイ園があります。
神社へと続く参道は、色とりどりの紫陽花で飾られ、訪れる人々をその景色の豪華さで魅了します。
斜面に広がる青や赤、紫の紫陽花は鮮やかで、繊細な小径を進むと、間から見えるこの花々の美しさは筆舌に尽くしがたいほどです。
吉備津神社あじさい祭り2024開花状況や見頃の時期いつ?
吉備津神社においては、4月の後半から5月の初めにかけて牡丹が最も美しい時期を迎え、紫陽花は通常6月の中旬から7月の初めにかけて見頃となります。
紫陽花の開花時期は年によって異なり、気温やその年の天候に左右されます。
2024年6月20日の段階で、吉備津神社の紫陽花は色づき始めたばかりです。
今年の吉備津神社の紫陽花は、7月初めまで観賞可能と見込まれています。
吉備津神社あじさい祭り2024いつ?時間や場所に入場料など基本情報
吉備津神社あじさい祭り2024の開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年6月22日(土)、23日(日)
【時間】
9:30~15:00
【場所】
吉備津神社えびす宮 広前
岡山県岡山市北区吉備津931
【入場料】
500円
吉備津神社あじさい祭り2024アクセス
【場所】
吉備津神社
〒701-1341 岡山県岡山市北区吉備津931
【電車】
JR桃太郎線「吉備津駅」から徒歩で約10分
【車】
山陽自動車道「岡山IC」から約20分または岡山自動車道「岡山総社IC」から約15分
吉備津神社あじさい祭り2024駐車場
100台収容可能な無料駐車場が用意されています。
吉備津神社あじさい祭り2024見どころと楽しみ方
桃太郎伝説とその元になったとされる温羅退治の話が伝わる吉備津神社は、日本の古い物語の舞台として知られています。
この神社には、桃太郎伝説の起源となった吉備津彦命(きびつひこのみこと)と温羅(うら)の伝説が色濃く残り、鬼退治に使われたとされる矢置岩や鬼の首を埋めたと言われる御竈殿(おかまでん)を見ることができます。
また、釜の音を聞いて吉凶を占う「鳴釜神事」も、訪れる人々に親しまれています。
1425年に再建された本殿と拝殿は、国内で唯一の吉備津造りという独特の建築様式を採用しており、国宝にも指定されています。
360mにわたる美しい廻廊も見逃せません。
本殿の裏手から南向きに360m続く廻廊の途中の山側に広がるあじさい園、そして岩山宮へと続く参道の両側には、約1500株の美しい紫陽花が咲いており、訪れる人々を魅了します。
梅雨時には、廻廊沿いや岩山宮への急な参道の両脇に白、青、紫のグラデーションの紫陽花が咲き誇ります。
県指定の重要文化財である廻廊を歩きながら、この美しい紫陽花の色彩のハーモニーを楽しむことで、訪れる人々は心からの癒しを得ることができます。
斜面に沿って植えられた紫陽花は見る角度によって異なる景観を提供し、多くの撮影スポットが存在します。
あじさい園の通路を歩くと、紫陽花が手に触れるほどの近さで楽しむことができます。
吉備津神社あじさい祭り2024まとめ
吉備津神社内に位置するアジサイ園では、毎年6月の中頃に約1500株の紫陽花が見事に開花します。
自然の起伏を生かして造られた、全長400メートルの回廊を進むと、岩山宮への参道に沿って、紫陽花の紫の濃淡が美しく広がっている光景が目を引きます。