会津美里町で開催される「あやめ祭り」は、毎年6月15日から7月5日までの期間、賑やかに行われます。
この祭りの会場は、2000年以上の長い歴史を持つ「伊佐須美神社」の外苑、通称「あやめ苑」で開催されます。
苑内では、200種以上のハナショウブ、アヤメ、カキツバタなどが展示され、来場者はその美しさを楽しむことができます。
祭り期間中の土曜日と日曜日には、特設ブースやステージイベントが設けられ、野点茶席やあやめ流しの踊りなど、多様な文化イベントが繰り広げられ
ます。
伊佐須美神社あやめ祭り2024開花状況や見頃の時期いつ?
福島県会津美里町にある「伊佐須美神社あやめ苑」は、東北地方で最も規模が大きいとされる150種、10万株のあやめが見事に咲き誇る場所です。
この壮大なあやめの開花期に合わせて開催されるのが、「あやめ祭り」です。
今年で41回目を迎える伊佐須美神社のあやめ祭りは、以下のスケジュールで進行します。
祭り期間中には、様々なステージイベントやダンス、マルシェが開催され、約30万人の訪問者で賑わうことが期待されます。
【開催期間】
2024年6月15日(土)~7月5日(金)
【場所】
伊佐須美神社あやめ苑
〒969-6263 福島県大沼郡会津美里町宮林
【入場料】
無料
伊佐須美神社あやめ祭り2024屋台やイベントにライトアップなど基本情報
伊佐須美神社あやめ祭りでは、特に毎週の土曜日と日曜日に多彩なイベントが予定されています。
フラダンスやベリーダンスのパフォーマンス、音楽ライブなど、楽しいプログラムが盛り沢山です。詳細は公式サイトで確認してください。
現在、夜間のライトアップについての情報は入手できていません。
また、6月23日(日)には「マチミセマルシェ」が開催される予定です。
このイベントは横町門町通りおよび商店街の一部店舗で行われます。
出店するお店のラインナップがどうなるか、期待が高まりますね。
伊佐須美神社あやめ祭り2024アクセス
【場所】
伊佐須美神社
〒969-6263 福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377
【電車】
JR只見線 会津高田駅下車より徒歩約25分
JR磐越西線 会津若松駅より永井野行バスを利用し、約40分
【車】
磐越自動車道 会津若松ICより約30分
新鶴PAスマートICより約15分
伊佐須美神社あやめ祭り2024駐車場
120台収容可能な駐車場があります。
伊佐須美神社あやめ祭り2024種類や見どころと楽しみ方
伊佐須美神社あやめ苑には、200種を超えるハナショウブ、アヤメ、カキツバタが植えられており、春には見事な桜も楽しむことができます。
苑内は四季折々の花が楽しめるよう年間を通じて開放されており、季節ごとに異なる花々を鑑賞することができます。
特に注目すべきあやめの品種として、会津美里町(旧・会津高田町)原産の「高田錦」があります。
この品稀は2004年に日本ハナショウブ協会の品種目録に正式に登録されたもので、交配によって生み出された数十種の中から選ばれた、美しい紫の絞り模様を持つ品種です。
また、「那須檜扇アヤメ」も見逃せません。
このアヤメは1962年に宮内庁職員によって那須御用邸近くで発見され、昭和天皇によって名付けられ研究された希少な品種です。
友好都市関係にある栃木県那須郡那須町から贈られたもので、現在は栃木県内の限られた地域でしか見ることができない絶滅危惧種です。
さらに、日本からアメリカへ輸出されたハナショウブがアメリカで交配された結果生まれた品種にも注目。
フリルのある花弁が特徴の「フレックルド・ゲイシャ」や、白地に青の線が印象的な「ゲイ・ギャラン」など、アメリカならではの特色を持つ花菖蒲があります。
カラフルで多様な花菖蒲が咲き誇るあやめ苑を訪れて、美しい花々の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
伊佐須美神社あやめ祭り2024まとめ
岩代国の一之宮である伊佐須美神社に隣接するあやめ苑には、200種を超えるアヤメやハナショウブが植えられています。
通常、6月の中旬から7月の初めにかけて、青や紫、黄色、白色といった多彩な色の花々が一斉に開花し、見頃を迎えます。
この神社は会津地方の総鎮守とされ、商売繁盛、交通安全、健康長寿など、多くの利益をもたらす守護神として、福島県内外から多くの信者に深く信仰されています。