札幌市中央区に位置する北海道神宮と円山公園は、地元住民に長年愛されている桜の名所であり、花見の際には多くの人々で賑わいます。
北海道神宮では約1000本、円山公園では120本の桜の木が存在しており、観光客には大変人気があります。
さまざまな桜の品種が楽しめることもこの地の特徴で、エゾヤマザクラやソメイヨシノ、チシマザクラ、ヤエザクラなど、多くの種類が見られます。
桜の開花や満開のタイミングは、場所や日照条件、使用される桜の種類によって異なることがあります。
北海道神宮の桜2024開花状況や見ごろの時期いつ？
北海道神宮の桜は例年、4月下旬に開花し始め、4月の終わりから5月初めにかけてが最も美しい時期です。
特にゴールデンウィークには桜が満開になります。
2024年の北海道神宮の桜の開花情報によると、4月20日時点で5～6分の花が開いており、4月23日には半開き、4月24日に満開を迎える見込みです。
また、4月30日には桜吹雪が見られると予測されています。
●五分咲き
4月23日
●満開
4月24日
●桜吹雪
4月30日
北海道神宮の桜2024屋台など露店の出店ある？
北海道神宮で桜を楽しむ際におすすめのお土産としては、「桜茶」と「福かしわ」が特に人気です。
桜茶は、北海道神宮特有のアイテムで、塩漬けにされた桜の花から作られたお茶であり、お祝いの席や特別な日にもぴったりです。
この美しい春のお茶は、特に神宮の茶屋で購入することができ、そこでは他にも日高昆布や十勝産の黒豆を組み合わせたセットも用意されています。
さらに、2019年にオープンした「神宮茶屋」では、和の雰囲気を感じさせる木目調のインテリアで、地元札幌の菓子メーカー「きのとや」が運営しており、特製のサブレー「福かしわ」をはじめとする独自のお菓子が販売されています。
福かしわは、柏の葉を模した硬めのサブレーで、甘さ控えめでバターの風味が生きたお菓子です。
この柏の葉は、冬でも落葉しないため、繁栄や縁起の良さを象徴するとされています。
北海道神宮の花見の季節には、境内では多数の露店が出店し、様々な屋台料理が楽しめます。
例年、10時から20時まで営業し、焼きそばやわたあめ、焼き鳥などが揃います。
また、2024年も境内での飲酒や火気の使用は禁止されています。
北海道神宮の桜と梅のコラボレーションは必見
北海道神宮は札幌市円山地区にあり、明治時代から桜の観賞地として知られています。
ここはまた、北海道代表の神社であり、パワースポットとしての評価も高いです。
敷地は東京ドーム約3.8個分の広さを誇り、約1500本の桜が植えられています。
桜の美しい景観は、神宮の開拓に尽力した初代開拓判官・島義勇によるもので、彼が東京から海路で札幌に持ち込んだ桜の木が始まりとされています。
彼の遺志を継ぎ、福玉仙吉が悼みとしてエゾヤマザクラ150本を植えたことから、この地が桜の名所として栄えるようになりました。
現在では、エゾヤマザクラやソメイヨシノなどの桜が約1500本、豊後梅や紅梅など約250本の梅が共に咲き誇り、春の訪れを華やかに彩ります。
桜の種類にはエゾヤマザクラやソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラ、千島桜があり、それぞれが独特の美しさを見せます。
梅には豊後梅や紅梅、オオミナトがあり、2,200坪の梅林では花の香りに包まれます。
春の日差しの中、訪れる人々を温かく迎えるこの神社は、札幌で桜と梅が同時に楽しめる数少ない場所として、多くの参拝客に愛されています。
北海道神宮の桜へのアクセス
【場所】
北海道神宮
〒064-8505 北海道札幌市中央区宮ケ丘４７４
【電車】
地下鉄（東西線）円山公園駅下車後、徒歩15分
【車】
札樽自動車道新川ICから国道5号・道道452号・89号を経由し、道道128号を円山公園方面へ車で8km
北海道神宮の駐車場
2つの駐車場があります。
【北海道神宮 南一条駐車場】
〒064-0959 北海道札幌市中央区宮ケ丘
収容台数 70台
【北海道神宮 北一条駐車場】
〒064-0959 北海道札幌市中央区 駐車場
収容台数 170台
北海道神宮の桜の種類と本数
エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラ、チシマザクラなど1400本の桜が共演して見ごたえがあります。
北海道神宮の桜2024まとめ
明治時代から札幌の初めての花見の場所として親しまれてきた北海道神宮は、その歴史ある美しさで知られています。
札幌では、全国的にも珍しい光景として、桜と梅が同時期に咲くことが特徴です。
特に表参道では、エゾヤマザクラやソメイヨシノ、ヤエザクラなど約1100本の桜と約120本の梅が見事に花を咲かせます。
花見のシーズンには、開花に合わせて設けられた期間中に多数の露店が出店し、参拝客や観光客で賑わいます。
