徳川吉宗、八代目の将軍が植えたとされるソメイヨシノを含む343本の桜木が、吾妻橋から桜橋の間の約1キロメートルにわたる地域に美しい桜のトンネルを形成しており、訪れる人々に春の喜びを提供しています。
この場所では、東京スカイツリーと桜を一緒に撮影することが可能です。
また、地域の町会が主催する模擬店や、向島の芸妓茶屋、地元の名産品の販売などが行われ、賑わいを見せています。
隅田公園内のそよ風広場では、桜の花が最も美しく咲く時期に合わせて、地域の企業や団体が参加する「春のそよ風つながるフェスタ」が開催されることもあります。
墨堤さくらまつり2024いつ?時間や場所に日程など基本情報
徳川吉宗、江戸時代の第8代将軍が隅田川の周辺に桜の木を植え付けたことがきっかけで、その地域は桜の見頃のスポットとして広く認知されるようになりました。
この地域のうち、特に「墨堤」と称される場所は、隅田川の左岸に位置する墨田区のエリアを指します。
その墨堤と隅田公園では、「墨堤さくらまつり2024」と題した桜祭りが開かれる予定です。
【開催期間】
2024年3月16日(土)~4月7日(日)
【場所】
墨田区立隅田公園 墨堤
墨堤さくらまつり2024ライトアップで夜桜を楽しめるの?
はい、ライトアップで夜桜を楽しめますよ。
【ライトアップ期間】
2024年3月16日(土)~4月7日(日)
【時間】
18:30~21:00
墨堤さくらまつり2024屋台など露店の出店ある?
「墨堤さくらまつり」にて、地域の町内会や伝統的な芸妓の茶屋を含む様々な出店が予定されています。これには特産品を扱う店や観光関連のブースも含まれます。
食べ物には、串焼きやおでん、ビールや清酒などの飲み物に至るまで、多彩な選択肢が提供されます。
過去には、江戸時代から続く伝統の「向島言問団子」や、桜餅の発祥とされる「長命寺桜餅」のような名物も販売されてきました。
この祭りでは、獅子汁やスッポンスープなどの特別な料理が提供され、毎年来場者から高い人気を博しています。
この機会に是非お試しください。
隅田川のほとりに広がる緑地には食事を楽しむためのテーブルも設置され、出店の隣で美しい桜を眺めながら飲食することができます。
スカイツリーの景色を楽しみながら、隅田川の素晴らしい眺めと共に屋台での食事を堪能するのは、特別な体験になるでしょう。
墨堤さくらまつり2024アクセス(行き方)と最寄り駅
【場所】
隅田公園
〒111-0033 東京都台東区花川戸1丁目
【電車の最寄り駅】
都営地下鉄浅草線 本所吾妻橋駅より徒歩約5分
東武地下鉄・東京メトロ・都営地下鉄 浅草駅より徒歩約7分
【車】
首都高速道路6号向島線向島ICより約5分
首都高速駒形ICから約3分
墨堤さくらまつり2024駐車場
会場の隅田公園に専用駐車場があるので紹介します。
【隅田公園駐車場】
〒131-0033 東京都墨田区向島5丁目6-13
墨堤さくらまつり2024イベント内容と見どころについて
隅田公園に咲く桜は、全国でも有名な美しい桜の名所として知られています。
この公園では、ソメイヨシノや山桜、大島桜を含む44種類の桜が、合わせて343本も植えられています。
特に多くの人々が集まる場所は、桜橋と吾妻橋を結ぶ桜の美しい並木道です。
この道は、淡いピンクの花びらで覆われ、まるで桜のトンネルを歩いているような壮大な光景を提供します。
桜橋の辺りからは、スカイツリーや隅田川を行き交う船を見ることができ、花々との美しい共演を楽しむことができます。
夜になると、桜の木々はライトアップされ、ぼんぼりも灯され、幻想的な景色とスカイツリーの光る姿が夜空に映えます。
春の日中とは異なる美しさを放つ夜の風景は、2024年の墨堤桜祭りで体験できます。是非この機会をお見逃しなく。
さらに、祭り期間中は地元の団体による様々なイベントも予定されています。
食べ物のブースや地元の名産品を扱う販売会など、楽しいイベントが目白押しです。
公園内の特設スペースでは、「春のそよかぜ つながるフェス」も開催される予定です。
このイベントは3月16日から4月7日までの期間開催され、食品販売のキッチンカーや音楽ライブ、桜をテーマにした歩きツアーなどが楽しめます。
隅田川沿いを散策するもよし、屋形船でのんびりとした時間を過ごすもよし、イベントで盛り上がるもよし、様々な楽しみ方があります。
イベントは変更等がある可能性もあるので、墨堤さくらまつり公式サイトで確認してください。
墨堤さくらまつりの歴史
隅田川の沿岸部に設けられた防災施設は、向島の地を水害から保護しており、「隅田堤」という名前で浮世絵にも登場しています。
さらに、江戸時代の中期頃からは、隅田川が詩人たちによって漢字で「墨江」とか「墨流れ」として詠われることが流行しました。
徳川吉宗が治めた時期に入ると、その堤に桜を植える取り組みが徐々に始まり、やがて桜の見頃の名所として名を馳せ、「墨堤」と詠まれるようになりました。
その「墨堤」に隣接するすみだ郷土文化資料館では、その名の由来や桜の植樹の歴史などを浮世絵を通じて学ぶことができます。
この場所の桜は、徳川家綱の時代に初めて植えられ、後に吉宗がさらに100本の桜を加えたことが文献に記録されています。
吉宗は桜の景勝地を江戸周辺に作り上げ、それを一般の人々にも解放して楽しませました。
墨堤の読み方
今さらですが、念のために
墨堤の読み方は、
ぼくてい
となります。
墨堤さくらまつり2024のまとめ
隅田川沿いに1kmに渡って花咲く桜は見ごたえ十分です。
イベントもあるので、春を楽しむために墨堤さくらまつりに行ってみましょう。