女性が1000円カットを利用するのは恥ずかしいとか、やめたほうがいいとか考えている女性も多いようですね。
いやいや!オススメします^^
最近では、女性スタッフさんも増えていますし20代の女性から年配の女性まで幅広く利用されていますよ。
1000円カットのお店自体も増えていますし、思っている以上にスタッフさんの腕も良いです。
どうしてもまだ腰が引けてしまう女性のために、1000円カットの良い点そして懸念点なども含めて解説し行きますね。
1000円カットのスタッフは腕は大丈夫なの?
1000円で髪を切る魅力は、何と言っても手頃な価格です。
美容院では通常1回約5000円かかりますので、その料金でなんと4回も行けてしまいます。
これを良い点と見るか、悪い点と見るかは、サービスの品質をどれだけ受け入れるかによりますね。
1000円カットが安いからといって手を抜いているわけではなく、あくまで利益が出る範囲で、良質なサービスを提供しています。
これは美容院でも同じです。価格が高い分、シャンプー専門のスタッフがいたり、コーヒーが出てきたり、あれこれ工夫して品質を高めているのです。
価格だけを考えると、なるべく家計の負担を減らしたい、節約したいというのが本望。
利用者は、安いのにこしたことはありません。
しかし、1000円カットに躊躇する女性は、安さを上回るほど、ネガティブな印象が勝っているからでしょう。
1000円カットは、早い・安いで技術が下手だという偏見も多いです。しかし、一概にそうとは言えません。
1000円カットではさまざまな理由で、美容院を辞めた経験者が中途採用されています。
中には、有名店でスタイリストをしていた人もいるそうです。
美容師の退職理由の多くは将来性の不安や福利厚生に対する不満によるもの。
美容師として働く内に「このまま定年退職する年齢まで雇われ続ける」もしくは「独立して自分の店を立ち上げる」の2択に迫られる時がきます。
しかし、どちらもリスクが大きいのは確か。
サラリーマンのような安定した働き方を望む人も多いのです。
1000円カットは親会社が美容室でなく一般企業であるケースがほとんど。
そのため、福利厚生の充実さや安定性で大手美容室を退職後1000円カットに再就職する理美容師も多いのです。
1000円で実力派スタッフにカットしてもらえれば、かなりお得に感じますね。
運営している企業としては、スタッフを充実させないことには1000円カットを営業できません。
そのため、理美容専門学校から業界未経験の新卒を雇用することもあります。
もちろん独自のカリキュラムで教育を行いますが、カットの技術は経験によるものが大きく占めます。
さまざまな髪質に触れたことがあるかがとても重要です。
経験値の浅いスタッフにあたると、カットの技術不足や髪質に合わせた対応が難しく、失敗してしまう可能性も高くなるでしょう。
しかし、指名制度のない1000円カットでは経験の浅いスタッフに当たっても拒否できないのが「運次第」と言われる所以です。
1000円カット女性が要望するどんなヘアスタイルでもできるの?
驚くべきことですが、1000円のカットでは特定のヘアスタイルに制限がないようですね。モヒカンであっても問題ないそうです。
かなり個性的でない限り、対応してくれるでしょう。
ただし、親身に相談に乗ってもらったり、アレンジをおまかせしたりといったことはできません。それだけですぐに終わるからです。
理想のヘアスタイルを実現するには、「サイドは耳にかかるくらい」「前髪は今より3cmカット」といったように、やりたいヘアスタイルの具体的なイメージを伝えるとスムーズです。
不安なら、部分的なカットで試してみると良いでしょう。
技術の面では、個人差があります。スタイリストを選ぶことはできないので、下手な人に当たる可能性もあります。ただし、上手な人もいます。
以前、美容院に勤めている友人に1000円カットのことを話したら、「1000円カットの美容師は一日に多くのお客を相手にしているから数をこなしている。
その分、技術が高い」と言っていたことがあります。
確かに、速いから、安いから下手というのは偏見ですよね。速くて、上手いなら最高じゃないですか。
でも、全員がそうではないので、技術に関しては、運にゆだねるところはありますね。
一度行ってみて、気に入った美容師さんがいたら、お客さんが少ない時間に融通を聞かせてくれるようお願いするのも一つの方法でしょう。
なお、できるだけ理想の髪形に近づけるには、ヘアカタログのサンプルを見せるといいでしょう。
雑誌を持っていったり、楽天ビューティなら、ロング、セミロング、ショートなど髪型に応じたヘアスタイルが豊富に掲載されています。
ランキング形式でも確認できるため、流行の髪型も把握できます。
雑誌やネットで写真を見せて、こんな感じにしてほしいと伝えるとスムーズです。
1000円はスタイリストさんを選べるの?
一般的な理美容室では指名制度があたりまえですが、多くの1000円カットでは指名ができません。
実際、来店予約すら受け付けていない店舗が多いでしょう。
お気に入りのスタイリストを選ぶこともできず、並んでいる順番通りに施術が行われます。
理美容師が髪質をよく理解してくれたり、共通の話題で楽しい時間を過ごすことも期待できません。
1000円カットは、来店したお客様を効率的にカットすることに焦点を当てています。
指名制度を採用すると同時に、予約管理が必要不可欠になります。
この手間を避けるため、指名や予約不可としている場合が多いです。
担当した理美容師が気に入ったとしても、次回も必ずしもその人に担当してもらえるわけではありません。
また、予約ができないため、混雑している場合は10分のカットでも1時間以上の待ち時間が発生することもよくあります。
1000円カットでは、基本的に会話がありません。
世間話をしている様子は見かけません。美容師との対話が苦手な人にとっては理想的かもしれません。
1000円カットはカットのみです!シャンプーなどなし
1000円カットでは、カットのみが提供されます。
カラーやパーマを希望する場合は選択肢がありません。
ネイルやマッサージなどの追加サービスは期待できません。
他の施術は考えないようにしましょう。
したがって、クセのある髪質やこだわりがある方は慎重に選ぶ必要があります。
ヘアケアは含まれていませんので、不安がある場合は一般の美容院を検討することをお勧めします。
本当に髪をカットするだけなので、シャンプーやトリートメントも提供されません。
髪を切った後の清掃は大きな掃除機で行われ、どうしても髪の毛が残り服に付着することがあります。
結婚式やデート前など、特別な日には避けた方が良いでしょう。
もし行きたい場合は、帰宅後に髪を洗う時間が必要です。
カットはおよそ10分でスピード重視
1000円カットは迅速なサービスを提供しています。座ってから帰るまでの所要時間は約10分を目安にしています。
時間に余裕がなく、手続きがめんどうな方には最適なサービスですね。
私も散髪は素早く終わらせたいので、この速さはありがたいです。
ただし、その速さゆえに「作業」となることは確かです。
アロマの香るおしゃれな店内でのんびり過ごしたいという人には向いていません。
「貴重な自由な時間くらいはゆっくり過ごしたい!」とお考えの主婦の方は、美容院の方がリラックスできるかもしれません。
なお、10分で終了!ということはありません。
依頼された内容は、追加料金なしで、最後までしっかりとカットしてくれますよ。
実際、20分かかって切ってくれたこともあります。
「作業」と言っても手を抜くわけではないのでご安心ください。
ただし、1000円という価格を実現するために、それに見合った企業努力をしているということを理解しておくことが大切です。
1000円カットは予約できません
カットの待ち時間が発生することがあります。
予約ができないため、待つことが必要です。
1000円カットは非常に人気で、休日には行列ができることもあります。
家事の合間にサクッと行こうと思っても、思いの外に時間がかかることがあります。
ただし、平日の昼間はそれほど混雑していません。
時間を工夫すれば、待ち時間なく髪を切ってもらえるでしょう。
1000円カット女性は恥ずかしい?
「1000円カットは古臭い印象で嫌」「友達に笑われそう」「経済的な印象がある」など、否定的な意見があるかもしれません。
特に若い女性にとってはそうかもしれません。
私も高校生の頃なら、「1000円カット行ってる」なんて言えなかったでしょう。
しかし、周りの評価なんて気にする必要ありません。
1000円カットを肯定的に見る女性も多くいます。
例えば、妊婦さんのように体への負担を減らしたい人や、美容院にお金をかけるなら夢のために貯金したい人など、ニーズは増えています。
見栄を張るために、家計を苦しめてまで4000円払いますか?
むしろ、「1000円でカットしてきた!安いよ!」と自信をもって言い切り、仲間に加わりましょう。
どこに行こうと周りの評価は気にしなくてもいいです。
ただし、女性が増えたとはいえ、お店での男女比率は、男8対女2くらいです。
店によっては、女性率がもっと高いところもあります。
また、時間帯によっては女性の方が多いところもあります。
おじさんが多いため、入りづらいと感じることもあるかもしれません。
休日は、開店直後から混雑するため、平日がおすすめです。
【まとめ】
こういった風に、1000円カットと美容院には複数の差が存在します。
どちらにも長所と短所があるため、「ヘアカット」に何を期待しているのかを考慮し、お店をセレクトするのはいかがでしょうか。
髪型全体を決定したい場合は美容院、微調整が必要な時は1000円カット、といった風に使い分けるのも一つの方法ですね。