プールや海で必需品とされる「浮き輪」は、子供から大人まで多様なサイズやデザインがあります。事故を避けるためにも、自身に合ったサイズの選定が重要です。
今回はその選び方を解説します。
年代に合わせた浮き輪の選び方
浮き輪は安全を確保するアイテムですが、大き過ぎるサイズを選ぶと逆にリスクが生じることも。
適切なサイズを選ぶためには、自分の胸囲を測定することから始めましょう。
＜胸囲の正しい測り方＞
胸囲は、脇の下で胸全体の周りを水平に測ります。計測は自然な呼吸状態で行い、息を大きく吸い込むと正確な数値が得られません。
大人用浮き輪のサイズ選び
一般的に、成人男性や女性には100cm以上のサイズが推奨されますが、小柄な女性には90cmでも十分です。
以下に体型別の胸囲サイズを示します：
胸囲78cm前後：90cmサイズ
胸囲80cm前後：100cmサイズ
胸囲85cm前後：120cmサイズ
複数で使用する場合は、体型に関わらず120cmサイズが適しています。
子供用浮き輪のサイズ選び
子供用浮き輪は年齢に応じてサイズが異なります。
例えば：
3?4歳（胸囲約54cm）：45?50cmサイズ
5歳（胸囲約56cm）：50?55cmサイズ
6歳（胸囲約58cm）：55?60cmサイズ
7歳（胸囲約60cm）：60?65cmサイズ
年齢とサイズは目安としてください。空気の量によってもフィット感は変わります。
3歳未満の子供に適した浮き輪のタイプ
3歳未満の子供用浮き輪は種類が限られていますが、いくつかのタイプが存在します：
ドーナツ型浮き輪
一般的なドーナツ型は、初めて使う場合には監視が必要です。初心者にはアームリングの併用が推奨されます。
ベビーボート（足入れタイプ）
赤ちゃんや小さな子供に安心感を与える座れるタイプ。ただし、転覆しやすいため注意が必要です。
アームリング
簡単に着脱できるアームリングは安全性が高く、長く使えるタイプです。2気室タイプを選ぶことで、より安心です。
浮き輪の素材と安全性
特に幼児の場合、浮き輪の素材は重要です。一般的には塩化ビニルが使用されますが、安全基準に適合した「非フタル酸エステル類」を含む製品が推奨されます。安全を重視する方は、このような素材を選んでください。
海辺やプールでの楽しみを増やすアイテム紹介
フロートやウォーターガン（水鉄砲）など、通常の浮き輪とは一味違った面白さを持つアイテムをご紹介。海やプールで過ごす時間をもっと充実させるために、これらの商品をぜひ活用してみてください。
フロートで子供たちが大はしゃぎ
プールや海での遊び道具の中でも特に人気なのがフロートです。さまざまな年齢層に合うように、多種多様な形が存在します。
最もポピュラーなのはシャチの形をしたフロートです。
バナナやカモノハシ、フラミンゴのような珍しい形のフロートもあります。
フロートを膨らませる際は、空気を入れ過ぎると乗るのが難しくなるので注意が必要です。
適度な空気量は、軽く押したときに少しへこむ程度です。
一度乗ると、動かしにくいので、子供が使用する際は大人がサポートすると良いでしょう。
大人も夢中になるウォーターガン（水鉄砲）
手軽に楽しめるウォーターガンもおすすめです。最近のウォーターガンは遠くまで水を飛ばせるのが特徴です。
力強い噴射力を持つものや、連射可能な電動式のウォーターガンなど、多様な種類があります。
リアルなデザインやユニークな機能のウォーターガンも多く、子供だけでなく大人も一緒に楽しめます。
＜ウォーターガンでエキサイティングな合戦を＞ ウォーターガンを使った遊びに複雑なルールは不要です。
「撃たれたらアウト」というシンプルなルールで、熱中できる合戦が楽しめます。必要なのは、参加者全員分のウォーターガンと水の補給用バケツです。
チームで対戦するのも良いですし、鬼ごっこスタイルで1対1で遊ぶのも面白いです。
撃たれても復活できるルールや、特定のエリアを使ったゲームなど、オリジナルのルールを加えるとさらに楽しめます。
100均で買える水風船を手榴弾として使うのも面白いでしょう。
他にもこんな遊び方が
のんびりと過ごしたいときは「ビーチマット」の使用をおすすめします。
ボートのように水上で浮かべたり、砂浜で休憩するのにも便利です。
ビーチマットやフロートを膨らませる際は、口で行うのが大変なので、できれば足踏み式や電動のエアポンプがあると便利です。
空気を抜く際は、空気口にストローを差し込んで押すと、通常よりも速く空気を抜けますよ。
【まとめ】浮き輪のサイズの選び方
楽しい体験を作るためにも、浮き輪は使用者に合ったサイズを選びましょう。
特に子供用は成長が早いため、使用前にサイズが合っているかを確認することが大切です。
