外食するときには、子ども連れだと気を使うものですし、気になる点もたくさんあります。
私は自分の子が1歳半を越えるまで、ショッピングモールのフードコート以外で食事をすることはありませんでした。
親しみやすいファミリーレストランやファーストフードも、子連れだと敷居が高く感じられ、なかなか足を踏み入れることができませんでした。
しかし、ご安心を。
サイゼリヤは子連れでの利用も心地よいお店です。
娘が1歳9ヶ月で初めて行って以来、我が家ではリピートしているお気に入りのチェーン店ですので、自信をもって推薦します！
今回は以下の点について詳しく説明します。
・サイゼリヤのキッズメニュー ・1歳から2歳の子でも食べやすい分け方に適したメニュー ・0歳からの子どもも安心、乳幼児対応設備の有無 これを機に、近所や出かけた先にサイゼリヤがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
サイゼリヤのキッズメニュー
通常のファミリーレストランに見られるキッズメニューは、サイゼリヤにも存在しますが、実質的にはほとんど無いに等しいといっても良いでしょう。
現在提供しているメニューは以下の通りです。
・キッズポテト ・キッズポップコーンシュリンプ ・キッズ用ドリンクバー（3歳未満無料）
ハンバーグやパスタのような主食がないことに、意外と感じるかもしれません。
また、メニューは比較的少なめです。
ポテトやポップコーンシュリンプは、小さな子どもでも手づかみで食べやすいサイズで、これは便利です。
ただし、ポテトは1皿で261kcalと高カロリーであり、食塩量も1.4gと推奨量を超えてしまうため、栄養バランスを考慮すると完食は避けたいです。
これらのメニューは特に子ども用に調理されたわけではなく、通常メニューの「カリッとポテト」や「ポップコーンシュリンプ」を量を減らして提供しているだけです（ケチャップ付き）。
私は普通にメニューから適量を子どもに分けてあげています。
このようなわけで、我が家の娘がサイゼリヤで初めて食べたのは、次のような取り分けメニューでした。
・コーンたっぷりのピザ ・ハンバーグ ・付け合わせのほうれん草ソテーとポテト ・ライス
1歳から2歳児向けの取り分け可能なメニュー
スープ類
サイゼリヤのスープは、子供とのシェアに適した種類が揃っています。
オニオンスープ
イタリア風ミネストローネ
コーンクリームスープ
冷製パンプキンスープ（季節限定）
これらのスープは、味付けが濃いめのため、子供に提供する際は少し水で薄めるのが良いでしょう。これにより熱も和らぎ、やけどの心配も減ります。
水やお湯はドリンクバーで利用可能で、非常に便利です。
今回は、オニオンスープを少量取り分けて、ご飯に混ぜてリゾット風にアレンジしました。
食欲のあるお子様の場合、ラージサイズのご飯をオーダーすると、親の分が足りなくなる心配もなくなります。
オニオンスープは、玉ねぎの甘さと風味が感じられ、大人から子供まで幅広く好評です。
我が家の子も大変気に入り、あっという間に完食してしまいました。
野菜料理
今回は注文しませんでしたが、野菜メニューも子供におすすめです。
ソフト緑豆の温サラダ
ほうれん草のソテー
これらの料理は柔らかく調理されており、栄養価も高く、外食では特に重宝します。
ほうれん草や青豆をご飯と混ぜることで、野菜が苦手な子供も食べやすくなるでしょう。
我が家の子は、ミンチしたハンバーグやチキンを混ぜるとよく食べるので、野菜の苦手な子供には効果的です。
青豆サラダを提供する際は、半熟卵を入れる前に注意が必要です。
3歳までは、十分に加熱されていない卵は避けた方が安全です。
また、卵アレルギーが心配な場合は、注文時に別皿での提供を依頼すると良いでしょう。
プチフォッカ
柔らかくもっちりとした食感が特徴のプレーンなパンです。
小さなお子様には、飲み込みやすいサイズにちぎってから提供するのがおすすめです。
スープに浸して食べさせるのも一案です。
ただし、プチフォッカには塩分が含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。
また、塩分やカロリーを気にされる場合は、主食をご飯にすることをお勧めします。
ピザ
小さなパン好きな子どもたちにも人気の高いピザです。
マルゲリータピザ
バッファローモッツァレラチーズのピザ
野菜とキノコのピザ
ソーセージピザ
コーンたっぷりのピザ
トマトとチーズが好きなお子さんには特におすすめです。
普段はコーンピザを選びがちですが、この度はマルゲリータを試してみました。
冷めた後に小さくカットして提供しましょう。
味付けが濃いため、1歳半以下のお子さんには適していないかもしれません。与える場合は、チーズやトマトソースを控えめにすることをお勧めします。
ハンバーグ・チキン
塩分やカロリーのことを考えつつも、タンパク質をしっかり摂取させたいものです。
ハンバーグステーキ
若鳥のディアボラ風
ハンバーグとチキンはそれ自体でしっかりと味が付いていますので、1歳半未満の子どもには、ドリンクバーのお湯で塩分や脂分を軽減させた後、少量を提供すると良いでしょう。
また、細かくしたお肉をほうれん草や青豆、コーンなどの付け合わせと混ぜてご飯にするのもおすすめです。
ランチメニューのハンバーグには、ほうれん草が付け合わせに加わっています。（ただし、目玉焼きは付きません。）
鉄板は非常に熱いので、子供が触れないように注意が必要です。
番外編 ミラノ風ドリアはどうでしょうか？
個人的には、生ハムが再登場していることが嬉しいですね！
最新のメニュー情報は、サイゼリヤのウェブサイトで確認できます。
特に有名なのが、ミラノ風ドリア。
これを小さなお子さんと分け合って食べるかどうかは、多くの親御さんが気になるところでしょう。
私はまだ自分の子どもには与えていませんが、与えるとしたら以下のように考えています。
ソースとチーズを除いたご飯部分だけを提供する
ソースとチーズを最小限にして、ご飯に混ぜて提供する
少量のソースとチーズを混ぜたご飯を提供する（ドリアのご飯は除く）
これらは保護者の方針によって異なりますので、一つの意見として参考にしていただければと思います。
0歳のお子様連れでも安心！赤ちゃん向けの設備完備
離乳食とベビーカーの取り扱い
サイゼリヤでは、離乳食の持ち込みが許可されています。
ただし、スムーズに利用するためには、事前にスタッフに確認を取ると良いでしょう。
離乳食を必要とする幼児がいる場合、彼らの食事に大人の食べ物を少し加えることも可能です。
ドリンクバーからはお湯を提供してもらえるため、ミルクの準備もできます。
ドリンクバー近くの席を選ぶと、自分と子供の世話がしやすくなります。
また、店内はベビーカーでも移動しやすい広さがあるため、赤ちゃんをベビーカーに乗せたままでも楽に入店できます。
テーブル席の場合、椅子を移動してベビーカーを置くスペースを作ることが可能です。
来店前に、各店舗のスタッフに設備を確認することも大切です。
また、混雑を避けるために、ピークタイムを避けて訪問することをお勧めします。
食器の取り扱い
ドリンクバーには、プラスチック製のマグカップ、小さめの陶器の皿、そして子供用のスプーンとフォークが用意されています。
陶器製の皿は割れないように注意が必要ですが、普段使いの食器を持参するのも一つの手です。
ベビーチェアの利用
お座りができる赤ちゃんのために、ベビーチェアを用意しています。
ベビーチェアには安全ベルトがついているため、赤ちゃんが動いても安全です。
ただし、混雑時にはベビーチェアが足りなくなることもあるので注意が必要です。
おむつ交換台
商業施設内の店舗には、ほぼ間違いなくおむつ交換台が完備されていますが、個別の店舗によっては設備が異なる場合があるので、来店前に確認が必要です。
まとめ：子連れに優しいサイゼリヤでの食事をお勧めします！
サイゼリヤでは、子供向けの食事も充実しており、安心して利用できる環境が整っています。
特に離乳食の持ち込みやベビーカーでの入店が可能なので、0歳児連れでも問題なく食事が楽しめます。
ベビーチェアやおむつ交換台の設備も、店舗や時間によって異なるので事前のチェックが重要です。
