熱海こがし祭り【2024】いつ?時間や場所に歴史や由来と山車コンクールに神輿と天狗にアクセスや駐車場と交通規制など詳細情報

來宮神社は、漁業や禁酒、禁煙を司る神として信仰されており、その敷地内には国の天然記念物にも指定されている樹齢二千百年を超える「大楠」が存在します。

毎年7月14日から16日にかけては、「こがし祭り」として知られる來宮神社例大祭が豪華に開催されます。

最終日の16日には、來宮神社の神々が御鳳輦(ごほうれん)に乗って町中を巡る神幸祭が行われます。

この行事は町の繁栄を願う重要な神事です。

神職や宮司、神官だけでなく、総代や神役を務める参加者も含め、総勢500名以上が参加する壮大な行列は、まるで時代絵巻を再現しているかのようです。

行列で重要な役割を担うのが、天狗の姿をした「猿田彦」です。彼は來宮大神を御鳳輦で案内する重要な役割を果たしています。

神幸祭では、病気知らずで健康を保つと言われる「麦こがし」を撒きながら、参列者を導きます。

例大祭のハイライトは、16日の昼間にサンビーチで行われる「御鳳輦浜降り」です。

この時、厄年を迎えた42歳の男性が「みょうねん」と高らかに唱えながら、感謝の意を込めて御鳳輦を担ぎ、海中に入っていく伝統的な神事です。

また、15日と16日の夜には「熱海こがし祭り第56回山車コンクール」が例大祭の一部として開催されます。

熱海こがし祭り2024いつ?時間や場所にスケジュールなど基本情報

熱海市に位置する來宮神社では、毎年7月14日から16日までの期間に、例大祭およびこがし祭りが豪華に開催されます。

この祭りは來宮神社の神々への感謝を表す重要な神事であり、多くの参拝者が訪れます。

さらに、15日と16日の夜間には、例大祭の一部として特別な山車コンクールが開催され、地域ごとに工夫を凝らした山車が展示されます。

この山車はその制作技術や装飾の豪華さで多くの観客を魅了します。

【開催期間】
來宮神社例大祭(通称こがし祭り):2024年7月14日(日)~16日(火)
山車コンクール:2024年7月15日(月)・16日(火)

【場所】
來宮神社

山車コンクール:国道135号線(東海岸町)

來宮神社:静岡県熱海市西山町43-1

【スケジュール】
●宵宮祭
7月14日(日):17:00~

●宮神輿渡御
7月15日(月):9:00~

●例大祭奉幣
7月15日(月):11:00~

●奉祝神賑行事
7月15日(月):11:40~13:00

●御鳳輦浜降り神事
7月16日(火):12:05~12:40

●山車コンクール
7月15日(月):18:30~21:30

7月16日(火):18:30~21:00

イベントの詳細はコチラ>>

熱海こがし祭り2024屋台など露店の出店ある?

熱海こがし祭りの際には、数多くの屋台や露店が立ち並び、会場は大いに盛り上がります。

これらの屋台は特に、山車コンクールの審査が行われるサンデッキエリアの周辺に設置されます。

焼きそば、綿あめ、チョコバナナ、スーパーボールすくいなどの定番から楽しい屋台が並び、見るだけでも、歩くだけでも心が弾む体験ができます。

さまざまな美味しい屋台料理を思う存分に味わうことが可能です。

熱海こがし祭り歴史や由来に山車コンクール見どころ

熱海こがし祭りは、來宮神社の神々を神輿に乗せて街を巡る御神幸行列と、各地から集まった山車が競う山車コンクールが組み合わさった祭りです。

7月16日に行われる御神幸行列では、42歳(厄年)の男性たちが御鳳輦(ごほうれん)を担ぎ、大浜海岸まで続く道で猿田彦の天狗面をかぶりながら、麦こがしをまくことがこの祭りの名前の由来です。

麦こがしに触れると健康と無病息災が約束されると信じられています。

この麦こがしは、炒った大麦やはだか麦を粉にしたもので、江戸時代には旅行者の携帯食としても利用されていました。

「なぜ祭りで麦こがしを使うのか」と思うかもしれませんが、これには歴史があります。

710年(和銅3年)に漁師が漁中に神像のような木の根を発見し、その木の根を松の下に祀り麦こがしを捧げたことが始まりです。

その後、五十猛命が漁師の夢に現れ、潮騒を避けるために現在の地に神社を移すよう命じました。

神事のクライマックスでは、参加者が御鳳輦を海に入れる浜降り神事が大浜海岸で行われます。

山車コンクールは7月15日と16日に、国道135号で交通規制の下で開催される熱海で最も盛大なイベントの一つです。

木彫りの山車や創造的な装飾が施された山車が、軽快な囃子を背景に町を練り歩きます。

キャラクターをモチーフにした山車も登場し、特に子供たちに人気です。また、6つの団体が御輿を担ぎます。

夜になると、山車がライトアップされ、さらに華やかさを増します。

今年は23の地区がコンクールに参加し、15日には審査が、16日には表彰式が行われる予定です。

熱海こがし祭り2024アクセス

【場所】
來宮神社
静岡県熱海市西山町43-1

【電車】
・JR「熱海駅」より笹良ヶ台循環・元箱根方面行きバス利用約15分、來宮神社前下車

・JR「来宮駅」より徒歩約5分

【車】
●東京方面から
東名高速道路「厚木IC」から約1時間

●大阪方面から
東名高速道路「沼津IC」から約45分
新東名高速道路「長泉沼津IC」から約45分

熱海こがし祭り2024駐車場

専用駐車場は用意されていません。

交通規制もあるので、公共交通機関の利用をオススメします。

熱海こがし祭り2024交通規制

山車コンクール開催時は交通規制が実施されます。

18:30頃から21:30頃まで国道135号和田浜南町から東海岸町の区間が交通規制となります。

交通規制の詳細はコチラ>>

熱海こがし祭り2024まとめ

來宮神社の例大祭では、一部として「こがし祭り山車コンクール」が国道135号沿いで行われます。

参加する各町からは、伝統的な木彫りの山車や創意工夫を凝らした装飾山車が一堂に会します。

地域の住民が山車に乗り込み、鉦や笛、太鼓を使って賑やかなお囃子を奏でます。

特に、山車がすれ違う際に展開されるお囃子の競演「しゃぎり」は、このイベントのクライマックスとして注目されています。

タイトルとURLをコピーしました