霧ヶ峰ニッコウキスゲ【2024】開花状況や見頃の時期いつ?場所やルートにアクセスと駐車場など詳細情報

霧ヶ峰高原では現在、ニッコウキスゲの鮮やかな黄色い花が最盛期を迎えています。

この高原はニッコウキスゲの美しい群生地として知られており、毎年多くの観光客が黄色い花の絶景を求めて訪れます。

標高約1700メートルの諏訪市富士見台では、例年に先駆けて先月中旬から花が咲き始め、現在が見頃です。

訪れる人々は、斜面を埋め尽くす黄色い花々を背景に写真を撮ったり、その壮観を楽しんでいます。

愛知県から来たある男性は、「30年前から毎年ここを訪れていますが、今年の景色は特に素晴らしい。

一面のニッコウキスゲが目にも鮮やかで、とても心が癒されます」と感動を語りました。

山梨県からの女性も、「晴れた日を選んで今日来ました。今年は特に花の量が多くて、本当に感動しました」と述べています。

霧ヶ峰高原でのニッコウキスゲの楽しみは今月中旬まで続くとされています。

霧ヶ峰ニッコウキスゲ2024開花状況や見頃の時期いつ?

霧ヶ峰(きりがみね)では、ニッコウキスゲの花の見頃が通常7月の中旬から下旬に訪れますが、年によって気候や生育条件に左右され、開花の時期や盛りの時期が変わることがあります。

2023年のゴールデンウィークには、霧ヶ峰と車山高原で大きな山火事があり、広範囲にわたって土地が焼けてしまいましたが、その厳しい状況を乗り越え、強靭な生命力を持つニッコウキスゲが再び花を咲かせ始めています。

今年は長野県で早くも真夏日が記録され、暑い日が続いています。この暑さが原因かどうかは定かではありませんが、ニッコウキスゲの花が例年よりも早く開花している様子が見られます。

2024年7月2日時点で、霧ヶ峰のニッコウキスゲは富士見台で約10%が開花しており、八島ヶ原湿原、車山肩、自然保護センター周辺でも花が開き始めています。

霧ヶ峰でのニッコウキスゲの全盛期は7月5日以降に始まると予想されています。

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霧ヶ峰ニッコウキスゲ2024ドライブルートやビーナスラインについて

霧ヶ峰エリアには、高原の壮大な景色を走る無料のドライブコース「ビーナスライン」があり、そのなだらかな稜線の美しさや高山植物の豊かな花々を楽しみながらドライブすることができるため、多くのドライバーに愛されています。

首都圏からもアクセスが良く、美しい景観を望む展望エリアや、散歩ができる遊歩道、美術館、道の駅など、訪れる価値のあるスポットが数多く存在します。

ドライブだけでも半日、各スポットを軽く訪れるには1日があれば満足に楽しむことができます。

また、霧ヶ峰周辺には日帰り温泉を含む多数の温泉施設があり、温泉を楽しみながらの宿泊もおすすめです。

特に7月はニッコウキスゲを見るために多くの観光客が訪れるため、週末には道路が渋滞することが予想されますので、ドライブの計画には余裕を持たせることが望ましいです。

高原をゆっくり散策したい場合は、少し時期をずらすことも考えてみてはいかがでしょうか。

霧ケ峰はニッコウキスゲの群生地としても知られ、複数の見どころがありますが、特に霧ケ峰富士見台は、駐車場から歩いてすぐの場所に広がる群生地があります。

晴れた日には、富士山を望む絶景を楽しむことができます。

霧ケ峰富士見台にあるニッコウキスゲの群生地は、道路を渡った斜面に位置していますが、この地域の土は湿ると滑りやすいため、悪天候の日に訪れる際は、滑りにくい靴と歩きやすい服装で出かけることが重要です。

霧ヶ峰ニッコウキスゲ2024アクセス

【場所】
霧ヶ峰自然保護センター
〒392-0008 長野県諏訪市四賀霧ケ峰7718-9

【電車】
JR中央本線 上諏訪駅下車 バス50分

【車】
JR中央本線「上諏訪駅」から車約23分、または中央自動車道「諏訪IC」から、13km 約40分

霧ヶ峰ニッコウキスゲ2024駐車場

80台収容可能な無料の駐車場があります。

霧ヶ峰ニッコウキスゲ2024見どころや楽しみ方

「霧ヶ峰」という言葉を聞くと、古くからあるエアコンのブランド名を連想する方も少なくないかもしれませんね。

霧ヶ峰高原は、富士山や日本アルプス、八ヶ岳連峰など、日本の著名な山々を一望に収めることができる絶好のドライブルートであり、首都圏からのアクセスも非常に良好です。

地理的には、長野県の茅野市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町にまたがる霧ヶ峰は、車山を核として外輪山、白樺湖、ガボッチョ、強清水、和田峠などに囲まれた高原地帯です。

この地域は八ヶ岳中信高原国定公園に位置し、約3000ヘクタールの広さを誇り、標高1630メートルに位置する八島ヶ原湿原など、国の天然記念物にも指定されている湿原が点在しています。

霧ヶ峰の生態系は山地帯の夏緑樹林と亜高山帯針葉樹林の境界に位置しており、5月下旬からはコバイケイソウ、6月中旬はレンゲツツジ、7月中旬はニッコウキスゲなど、季節ごとに異なる高山植物が咲き誇り、高原を彩ります。

ニッコウキスゲ、地元ではゼンテイカ(禅庭花)とも呼ばれ、本州の高原地帯に広く分布するこの花は、日光の霧降高原、尾瀬、そして霧ヶ峰など、三大群生地として知られています。

霧ヶ峰では「ニッコウキスゲの道」と名付けられた遊歩道が整備されており、高原のゆるやかな起伏に沿って、ニッコウキスゲの鮮やかな黄色い花が広がります。

この時期、涼を求める観光客で賑わいます。

標高が1600メートルほどあり、夏でも気温が20度前後と涼しく、その快適な気候がエアコンの商品名として選ばれた理由です。

霧ヶ峰ニッコウキスゲ2024まとめ

ニッコウキスゲは通常橙色をしていますが、稀に紫色の花をつける個体があり、富士見台では毎年その珍しい花が見られます。

広大な高原が黄色の花で覆われる光景は、まるで絨毯を敷き詰めたかのようで、常に多くの人々に愛される美しい花です。

霧ヶ峰の花の全盛期は、今後の気候にも左右されますが、例年では7月の中旬頃に迎えることが多いです。

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