風が心地よく吹き抜ける、穏やかな丘陵地に位置するラベンダーパーク多可は、5月から7月にかけてのラベンダーの開花期には、約2万株もの3つの品種が見事に咲き誇ります。
この時期、園内はラベンダーの優しい香りに包まれます。
花の季節を逃しても心配はいりません。ラベンダー精油を使った加工体験やアロマセラピーを年中楽しむことができます。
また、森林浴のできる自然豊かな環境と、四季を通じて変わる棚田の風景も魅力的です。
園内にはラベンダー園を一望できるカフェがあり、地元で採れる播州百日鳥や鹿肉を使用した食事を提供する食事処「ごはん亭」も設けられています。
お散歩がてら、ぜひ立ち寄ってみてください。
ラベンダーパーク多可2024開花状況や見頃の時期いつ?
ラベンダーパーク多可では、異なる種類のラベンダーが栽培されており、それぞれの種類によって開花や見頃の時期が異なります。
園内ではストエカスラベンダー、イングリッシュラベンダー、ラバンディンラベンダーの各品種を楽しむことができます。
具体的な見頃の時期は以下の通りです:
ストエカスラベンダーは、例年5月中旬から6月中旬にかけての見頃。
イングリッシュラベンダーは、6月中旬から下旬が見頃。
ラバンディンラベンダーは、7月上旬から中旬にかけて最も美しい時期を迎えます。
ラベンダーの開花はその年の気候に左右されるため、開花や見頃の時期は前後することがあります。
2024年は例年より気温が高かったため、開花が早めの傾向にあります。
2024年6月24日現在では、イングリッシュラベンダーはすでにピークを過ぎており、花期の終盤にさしかかっています。
一方で、ラバンディンラベンダーはまだ開花前の株も多く、つぼみが色づき始めている段階です。
これから7月にかけてはラバンディンラベンダーが見頃を迎える予定ですので、訪れる際はお好みのラベンダーの種類に合わせたタイミングでお出かけください。
ラベンダーパーク多可2024ランチに卵かけごはんとラベンダークリームソーダ
ラベンダーパーク多可では、「ごはん亭」で美味しいランチを楽しむことができます。
ここでの一番人気メニューは、多可町特産の播州地卵を使った「たまごかけごはん」と「百日鶏の親子丼」です。
地元産のコシヒカリ米と相性の良い濃厚で風味豊かな播州地卵を使用しており、専用のしょう油も20種類以上から選べる食べ放題スタイルです。
リフレッシュしたい時は、喫茶ラベンダーで特製のラベンダークリームソーダを注文し、その風味で一息つくことがおすすめです。SNS映えも抜群です。
園内のショップでは、ラベンダーを使ったボタニカルコスメや各種グッズが豊富に取り揃えられています。
また、工房では無農薬栽培されたラベンダーから抽出される精油を購入することができ、これらはお土産に最適です。
石鹸や化粧水、ジェル、ハンドクリームなどのスキンケア商品も揃っています。
さらに、ハーバリウム作りや精油を使用した芳香剤、ルームスプレー作りのワークショップも開催されており、訪れた際には手作りの体験も楽しむことができます。
ラベンダーパーク多可へのアクセス
【場所】
ラベンダーパーク多可
〒679-1324 兵庫県多可郡多可町加美区轟799-127
【入園料】
ラベンダーシーズンは有料
5月下旬~7月中旬:大人 500円、小人(小・中学生)200円
【電車】
JR加古川線「西脇市駅」~神姫バス山寄上行き、轟バス停下車徒歩15分
【車】
中国自動車道「滝野社IC」から40分
ラベンダーパーク多可に駐車場ある?
90台収容可能な無料駐車場があります。
ラベンダーパーク多可の見どころと楽しみ方
兵庫県多可郡多可町加に位置するラベンダーパーク多可は、西日本最大級のラベンダー園です。
園内は5.0ヘクタールに広がり、そのうち3.5ヘクタールがラベンダー畑で占められており、地元住民によって慈しみ育てられた約20,000株のラベンダーが3つの品種で栽培されています。
この園地は、なだらかな丘陵地にあり、周囲の自然景観も魅力的です。
眼下には伝統的な棚田が広がり、東播磨地方の最高峰である千ヶ峰(1005メートル)や、丹波霧に覆われる大井戸山(794メートル)が壮大な背景を提供します。
ラベンダーパーク多可では、特に3種類のラベンダーが注目されています。
ストエカスラベンダーは、園内の約20%のエリアに植えられ、ウサギの耳を思わせるユニークな花穂が特徴です。
次にイングリッシュラベンダーは、畑の約10%を占め、粒状の花が密集しており、強い香りが特徴です。
この品種は香料としても使用され、寒さに強く、西日本では珍しい存在です。
最後にラバンディンラベンダーは、園内の大部分を占める70%に栽培されており、大きな花穂と太い茎があり、約1メートルまで成長する大型品種で、暑さにも比較的強いです。
ラベンダーパーク多可2024摘み取り体験などイベント内容
6月30日の日曜日、午前10時から午後3時まで、ラベンダーの花々に囲まれた特別な祭典が開催されます。
この日は、爽やかなラベンダーの香りと共に、地元の逸品と心地よい音楽が楽しめます。
音楽イベントとしては、丹波篠山市出身の兄弟デュオ「ちめいど」の雄介がソロで演奏するほか、アカペラグループ「アルバトロス」も登場し、それぞれの時間に園内を美しい音楽で包み込みます。
マルシェコーナーでは、りんご王子の甘酸っぱいりんごあめや、パン工房kikiの焼きたてパン、丹波小林屋のバジル茶やなた豆茶など、地元産の美味しい食品を提供します。
また、翼wingの播州織雑貨や、egaon!naaareの多可ひのき製雑貨、thank you daysの播州織商品など、地元の優れた手仕事製品も販売されるので、ぜひお立ち寄りください。
ワークショップでは、オリジナルキーホルダーやポンポン玉、苔テラリウムを作成することができ、自分だけの作品を作り出す楽しみが味わえます。
香りの体験コーナーでは、ハーバリウムディフューザーやロールオンオイル、アロマプレート作りを通じて、ラベンダーの香りを生活に取り入れる方法を学ぶことができます。
アロマケアセッションでは、アロマの力で心と体が癒される体験が提供されます。
2024年のラベンダー摘み取り体験は、50本300円で6月30日から利用可能です。
ラベンダーの素晴らしい香りに包まれながら、ぜひこの機会に楽しんでください。
また、模擬店ではクラッシュソーダやカレーパン、唐揚げ、枝豆ごはん、コロッケなどを販売し、美味しい食事も楽しめます!
ラベンダーパーク多可2024犬の同伴は可能?
基本的にペットの犬の同伴は不可です。
盲導犬、聴導犬、介助犬は入園可能です。
ラベンダーパーク多可2024まとめ
ラベンダーパーク多可では、5.0ヘクタールの広大な敷地に、地元の愛情を込めて育てられた約16,000株のラベンダーが4つの品種で植えられています。
この園地は、心地よい風が通り抜けるなだらかな丘陵地帯に位置し、周囲の景色も豊かです。
目の前に広がるのは、昔ながらの棚田の景観で、見上げると東播磨の最高峰である千ヶ峰(1005メートル)が、周囲の自然と調和する素晴らしい眺めを提供します。
また、振り返ると丹波霧に包まれた大井戸山(794メートル)が、雄大な景色を創出し、訪れる人々にとって絶景のロケーションを享受できる場所となっています。