多摩川に沿った丘陵地帯に位置する多摩川台公園は、約750メートルにわたって広がっており、毎年6月の初めから終わりにかけて、初夏の象徴であるアジサイの花が最も美しい時期を迎えます。
園内のアジサイ園には、およそ3000株のアジサイが栽培されており、多彩な色の花々を楽しむことができます。
この広い公園には、自然豊かな森林の小道、古墳、展望エリア、水生植物の庭、四季折々の植物園など、多くの魅力的なスポットがあり、のんびりとした散歩を楽しむことも可能です。
多摩川台公園あじさい2024開花状況と見ごろの時期いつ?
多摩川台公園では、紫陽花の花が最も美しい時期は通常6月中旬から7月の初めにかけてです。
もちろん、紫陽花の開花時期は年によって異なり、気温やその年の気候によって変動することがあります。
2024年6月4日時点で、多摩川台公園内の紫陽花は満開を迎えており、園内は色鮮やかな花々で彩られています。
今年の多摩川台公園の紫陽花は、6月末まで楽しむことができる見込みです。
多摩川台公園あじさいへ2024見どころと楽しみ方
多摩川台公園は、約750メートルにわたり多摩川沿いの丘陵地に広がり、桜の名所としても知られ、古墳が点在することで有名です。
公園内には4世紀から7世紀に建造された8つの古墳群があり、中でも「亀甲山古墳」と呼ばれる都内最大の前方後円墳や、多摩川流域で最も古いとされる「宝莱山古墳」があります。
公園の「多摩川台古墳展示室」では、古墳から出土した勾玉や土器のレプリカをはじめ、多くの展示品が見られます。
公園の面積は67,154平方メートルに及び、自然林の道、展望台、水生植物園、四季折々の野草園などが設けられています。
東急東横線「多摩川駅」からすぐの場所にあるこの公園は、晴れた日には遠く丹沢山脈や富士山が望める絶好のロケーションです。
また、園内には約3,000株の紫陽花が植えられており、6月の梅雨時には白、ピンク、青、紫といった色鮮やかな紫陽花が見頃を迎えます。
紫陽花は土壌の酸性度によって色が変わることで知られ、酸性土壌では青色、中性からアルカリ性土壌ではピンク色、特定の品種では白色の花が咲きます。
公園の「あじさい園」は駅に最も近い側にあり、坂道が多いため、訪れる際は歩きやすい靴でお越しになることをお勧めします。
紫陽花園の隣を東急多摩川線が走っており、電車と紫陽花のコラボレーションも楽しめます。
この園では、多摩川の高台からの爽快な景色を背景に、圧巻の紫陽花景色を堪能でき、多くの訪問者が訪れます。
また、園内の東屋で休憩を取りながら、亀甲山古墳や宝莱山古墳近くで咲く紫陽花もお楽しみいただけます。
多摩川台公園あじさいへのアクセス
【場所】
多摩川台公園
東京都大田区田園調布1-63-1
【電車】
東急多摩川線「多摩川」駅から徒歩3分
多摩川台公園の駐車場
専用駐車場はありません。公共交通機関の利用をオススメします。
多摩川台公園あじさい2024まとめ
多摩川台公園は、城南エリアで有名な紫陽花の名所です。多摩川駅からわずか1分の位置にあるこの公園は、入口からすぐに息をのむような景色が広がっています。
園内の小高い丘は紫、青、白、ピンク色の紫陽花で覆われています。
公園の入り口から始まる「紫陽花の階段」を歩きながら、周囲の豊かな紫陽花に心奪われます。
紫陽花は自然豊かな日本の野に昔から生息し、生命力が非常に強い植物です。
一旦植え付ければ、毎年少ない手間で美しい花を楽しむことができます。